子育て情報『睡眠薬スボレキサント(ベルソムラ®)とは?特徴・副作用などを詳しく説明します!』

2018年10月26日 09:00

睡眠薬スボレキサント(ベルソムラ®)とは?特徴・副作用などを詳しく説明します!

http://amzn.asia/d/cfBKBWn
参考書籍:浦部昌夫、島田和幸、川合眞一/編集『今日の治療薬』p.895-905(南江堂、2018)

http://www.ho.chiba-u.ac.jp/pharmacy/No16_sotsugo1_0421.pdf
参考:「睡眠薬の適正使用と ベンゾジアゼピン系薬の減量方法 」 | 千葉大学病院


スボレキサント(ベルソムラ®)の用法・用量

睡眠薬スボレキサント(ベルソムラ®)とは?特徴・副作用などを詳しく説明します!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161017982

通常、成人・高齢者ともに1日1回、就寝直前に経口服用します。新生児、乳児、幼児および小児等への使用実績はなく、安全性は確立できていません。

服用して就寝した後、睡眠途中で一時的に起きて、仕事などの活動をする可能性がある場合は服用してはいけません。また、スボレキサントは食事時間によっても入眠効果に影響があるため、食事と同時、または食事直後の服用は控えましょう。

スボレキサントには、10mg、15mg、20mgの3種類の錠剤があります。通常、成人は1日1回20mg、高齢者は1日1回15mgを、経口服用します。

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/ResultDataSetPDF/170050_1190023F1024_1_10
参考:スボレキサント(ベルソムラ®)添付文書


スボレキサント(ベルソムラ®)の副作用

スボレキサントは副作用が比較的少ないといわれていますが、ゼロではありません。どんな副作用があり、出た場合はどう対処したらいいのでしょうか。


傾眠とは、眠気でウトウトしてしまう状態のことです。スボレキサントは効果の持続時間が6~8時間のため、服用した翌朝以降に影響が出ることもあり、傾眠があるときの自動車運転、機械作業は非常に危険です。運転や危険な作業を避けることが最善策ですが、それでも傾眠が強い場合は、医師と相談のうえ、薬を変更することも検討しましょう。

睡眠にはレム睡眠(身体は眠っていても脳が起きている状態)とノンレム睡眠(身体も脳も眠っている状態)がありますが、悪夢を見てしまうのはレム睡眠時です。悪夢の原因が睡眠薬なのか、ストレスの元となっているものなのか、医師と相談しながらしっかり見極めていくことが大切です。

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