2018年11月16日 07:00
クラウドファンディングでカードゲーム誕生!特別支援学校発の「すきなのどっち?」で、子どものチカラを育もう
「あのゲームやりたいな」は、ゲーム考案者にとって最高のほめ言葉ですよね。
子どもが質問を考えるようになった
クラウドファンディングで賛同していただいた方には、発売前に商品を送っています。すでに感想もいただいております。ある放課後等デイサービスの支援員の方からは次のような感想が届きました。
Upload By 平野佳代子
「取り組んでいくうちに、『ねぇ、先生は冷たい飲み物が少し好きだから冬が好き?』と子どもから質問が出はじめました。ゲームの質問カードに描かれた春と秋は違いがよくわからなかったけど、スーパーで売っている果物を考えてみると、おいしい食べ物は秋にたくさんあるなぁと話し、カードに取り組みました。
カードを使っての授業で、質問を考える面白さに目覚めた生徒は、授業以外の場面でも、『先生、アイスとかき氷どっち好き?』と、自分で考えたオリジナルの質問をしてきたのです。成長を感じましたね」
また、やさしい絵とデザインがうれしくて、自閉症がある5歳のお子さんは、飛び跳ねて喜びながら、どっちが好きかを考えてくれたという声もいただきました。
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「『好き』を選ぶ方が、『嫌い』を選ぶ方より、相手の話を聞こうという気になります。話を聞いたことをきっかけに、自分ならと考えることもできます」という感想もいただきました。大学の先生、ピアノ教室の先生たちからも、生徒さんと楽しんでいる様子をメールでお知らせいただきました。
これまでいくつも商品をつくってきましたが、クラウドファンディングを活用したのは初めてです。支援者から最も多くいただいたメッセージは、「たくさんの子どもたちが笑顔になりますように」でした。
考案者の佐藤先生も、私たちtobiracoも思いは同じです。
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