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周りのサポートを管理されてると感じていた!?発達障害の娘からの言葉に驚いて…!

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発達障害の娘、社会人になって6カ月が経ち…

周りのサポートを管理されてると感じていた!?発達障害の娘からの言葉に驚いて…!

Upload By 荒木まち子

発達障害の娘には、忘れっぽい、先の見通しが立たないと不安になる、手先が不器用などの特性があります。

日々の生活していく上での困り感を減らすため、娘は小学校の時から家庭でスケジュールボードやタイマーなどを使っていました。また、高校生になると生理周期のアプリなども使って体調管理をしていましたが、社会人になってからはそれらを使っていませんでした。

https://conobie.jp/article/3290
子どもが自ら片付けや身支度をするようになる方法~スケジュールボードをつくろう!~

不調の原因がわからず不安になる娘


社会人は学生のように宿題もテストもなく、生活態度を指導する”先生”もいません。自由に使えるお金が増えたことで、娘は趣味に費やす時間が増えました。働く上で趣味や余暇の時間はとても大切ですが、娘は上手く時間配分できず、寝不足気味になることもしばしばありました。

また気候が不安定な時や生理前に、体調不良は顕著に表れていました。

それだけが原因ではないとしても、体調が悪くなるのは「どんな時か」「何をした時」「どのような症状なのか」などを記録し視覚化することは自分を知る為にとても大切な事です。
でも、タイマーやスケジュールボードの使用や体調管理表を付けることをやめていた彼女がそのことを知る由もなく、原因がわからないことで娘は不安をさらに強めていました。

そこで冒頭の漫画の会話となったわけです。

一方通行のサポートにならないためには


私は娘が「今までのサポートや工夫は娘自身の自分の困り感を減らすためではなく、周りの人が娘を管理するために行っている」と感じていたことに驚きました。

子どもに障害があると親や支援者は当然のようにサポートをしがちです。でも時には「なぜそのサポートが必要なのか」を本人に分かりやすく説明し、本人の自覚を促すことも必要なのだと気づかされました。

成長に合わせて振り返りと見直しが必要


成長と共に不要になるサポートや工夫も当然あります。それはとても嬉しいことです。

でも継続して必要と思われることは、本人の成長に合わせて見直しながら、本人が“窮屈”“面倒”と感じないような工夫をしていくことも大切なのだとつくづく感じました。

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