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「具合悪い…のかな?」体調不良を伝えられなかった発達障害の娘。ついに、病院の問診で…!

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言葉の発達がのんびりだった娘。大変だった体調管理


インフルエンザ…溶連菌…なにかとウィルスが蔓延するこの時期。

わが家の子たちも、大きな病気の感染はないものの、小さな風邪を繰り返して、何かと病院にお世話になっております。小学2年生の今となっては、どこが痛いか、大丈夫か、大丈夫じゃないかなどを自分で言えるようになった娘ですが、言葉が全く出ない3歳前までは、とても苦労しました。

「具合悪い…のかな?」体調不良を伝えられなかった発達障害の娘。ついに、病院の問診で…!

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元気なの?具合が悪いの?さっぱり見分けがつかない娘


2歳までの娘は、テンションの上がり下がりがあまりなく、元気なのか具合が悪いのか、周りが察することもかなり難しい子でした。さらに小食で、食欲のありなしは体調不良かどうかの判断にならず…あの頃の私には、熱があるかどうかのみが娘の体調の判断基準でした。

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娘に聞いてもオウム返しで病状がわからない…

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3歳を過ぎ、少しずつ単語が言えるようになってからも、会話はまだまだ成立せず…オウム返ししかできない娘は、「痛い?」と聞けば「いたい」と言い、「大丈夫?」と聞けば「大丈夫」と言う状態。どういう風に悪いのか…お医者さんに病状を説明する前に、私が症状を理解できませんでした。

当時は、頻繁におでこや首を触ったり、体をこまめにチェックして、母親のカンをフル回転させて対応していました。


会話ができるようになってきた娘、「痛い」と教えてくれるように


そんな娘も、4歳…5歳…と少しずつ会話が出来るようになり、少しずつ体調が悪い時には伝えられるようになっていきました。

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しかし、抽象的な表現が苦手な娘は、「どんなふうに痛いのか」と聞かれると、一瞬で固まってしまっていました。それでも、昔に比べたら私の負担は減っていたので、当時はこれでいいと思っていました。

小学生になった頃、歯医者さんの問診で


そして、7歳になった頃…娘は歯茎が腫れ、私に痛みを訴えてきました。そこで歯科に行くことにしました。

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歯科医に症状を聞かれ、私が説明しようとすると…

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娘は、私が話し出す前に、一生懸命歯科の先生に症状を伝え始めたのです。それは、小学2年生にしては幼い口調でしたが、自分なりの言い方で、持てる語彙を駆使して説明していました。歯科の先生はその説明をゆっくり聞いてくれ、娘を褒めてくれました。


私はその姿を見て、驚きました。

思いがけない娘の成長に気づいた


私が思っていた以上に、自分で伝えようとする力を身につけていた娘。その成長をとても嬉しく感じました。

会話やコミュニケーションは、私たち家族だけで全て教えることはできません。学校や習い事…私たちの知らないところでいろんな人と関わってきた娘は、私たちの知らない間に、私たちの知らない成長をしていました。1年後は?2年後は?…そう考えると、さらに娘の成長が楽しみになりました。

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