病めるワンオペママ、専門家に直撃相談!Vol.2 精神科受診は限界が来る前に!SOSを見逃すな
うつ病になって10年、同じように悩む人と「どうしたらいい?」を考えるために
前回、私がうつ病だということをカミングアウトしました。少し前の私のように、人知れず悩んでいる人は、きっといっぱいいるんじゃないかと思います。
今、一人で悩んでいる人と、一緒に「どうしたらいいのかな?」を考えるために、慶應義塾大学で精神・神経科学教室特任助教などを務める、増田史先生に伺ったお話を紹介します。
第1弾では、私が一番気になっていた「うつ病の治癒」について聞いてみました。
今回は、引き続き増田先生にうつ病のサイン、そして受診のタイミングについてお伺いしました。
根性でなんとかなると思っていた!
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あのとき布団の中で感じていた不安や恐怖こそが、パニック障害の発作でした。
息子もまだ小さく、仕事も多く抱えていたこの時期。うまくいかないのは努力が足りないからだと思い込んでいたせいで、自分をいたわることも、誰かに泣きつくこともありませんでした。
自分の不調にたまらなく不安を抱えていたのに、夫に冷たくされたときは心から悲しくなりました。
家族がいるのに頼れない状況に「頑張らなきゃ」、「ちょっと疲れていただけだろう」と、自分に言い聞かせていました。
それも限界に達したとき、突然、目の前が真っ暗に。まっすぐ歩けないし、子どもの声もよく聞こえない、食べ物の味もわからない状態に…。
他に頼れるところがなく、自ら病院に行くことにしました。
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あなたの周りにもこんな人いませんか?
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病院に通うようになって10年ちょっと。薬のおかげで眠れるようになり、パニック障害の発作もほとんどなくなりました。
仕事、家事、子育てと、ストレスのない人はいないんじゃないかと思うほどに、女性は多くの役割と重要な立場を担うようになりました。
「ワンオペ育児」という言葉があるくらい、まだまだ子育ては、ブラックな労働環境と同じ…。母親たちのイラ立ちのほとんどは、家族や周囲の人を含め、社会が「わかってくれないこと」だと思います。
その「わかってくれない」ことの積み重ねか否かはわかりませんが、私はうつ病になりました。症状はシンドさだけではなく、命の危険を感じて、病院に行きました。
増田先生のお話から、改めて自分自身の異変だけでなく、周りの人が気づいてあげられる変化のサインがあることがわかりました。そして、そのSOSにきちんと気づくことが重要なんだと思いました。
まずは自分の異変に気づいたら、早めに病院の門を叩いてみてください。風邪と同じく、心の風邪もこじらすと私のように長引く可能性もあります。
LITALICO発達ナビでは、ライター・ひらたともみさんの連載の一環として、ユーザーのみなさまから、子育てや家事、仕事、体調のことで困った体験や悩んでいることなどのエピソードを募集いたします。
みなさんの体験や相談が、同じように悩んでいる人の参考になるかもしれません。一緒に「これからどうしたら?」を考えてみませんか?
ご応募をお待ちしております。