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放課後等デイを使うのは「甘え」なの?娘の療育を抱え込んでいた私が変われたワケ

LITALICO発達ナビ

娘の成長とともに、変わってきた親子関係


小学2年生になってから、私への反抗が少しずつ強くなってきた娘。少しずつ、少しずつ…私たち親子の関係は悪くなっていきました。日常生活のいくつかのシーンで、険悪ムードになることもしばしば…。

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これが成長から来るものだと分かってはいました。私の指示にただ従うのではなく、自分で考えるようになってきたことで「私はこうしたいのに…」というような自我が出てきたんだ、と。

だから、宿題や片づけに関しては、無理強いすることはないと捉えていました。でもその反抗は、わが家の「療育」にも影響してしまうようになってきたのです。

忘れられないあの日のできごと


宿題の間違いを正そうとしない娘に、その気持ちを聞こうと試みても…

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私と面と向かって座ることも嫌がり、その後も私の言葉に耳を傾けてくれませんでした。
さらに、「ママは私を可愛がっていない」という言葉は、私の心に突き刺さりました。

そして私の心をえぐる言葉が…


すかさずフォローしてくれた夫…

しかし私は、娘の言葉がショックすぎて、放心状態でした。

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その日から、私の悩める日々が始まりました


この「療育」の日々は…私の独りよがりなのだろうか…。娘にとってはありがた迷惑なのだろうか…。

今まで歩んできた日々が全部否定された気がしました。

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それから、私たちの関係は少しぎこちなくなりました。

私が出合った、ある一つのきっかけ


そんな時、私は発達ナビで、とあるコラムを読みました。

『自閉症長男を預けてラクしていいの?放課後等デイが母に教えてくれた「前向きな理由」』という、シュウママさんのコラムです。
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現在私は在宅で仕事し、息子(下の子)を保育園に預けています。それもあって、娘は私が見なければ!預けるなんて、そんな楽をしてはいけない!と、このコラムを読むまで、思っていました。

しかし、シュウママさんのコラムにあった「預けることで、母親は子どもに対して、心にゆとりを持って接することができる」という文章を見て、ハッとしました。

親としての私を振り返ってみると…


私は普段、娘が帰宅するまで仕事をし、娘の帰宅後は、宿題を見ながら、家事・炊事・宿題・療育を終わらせて、息子を保育園に迎えに行きます。

思い返せば、娘と衝突することが多いのは、この夕方の時間帯。常にバタバタしていて、余裕をもって娘に接していなかったかもしれません。

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それでも私は、やっぱり放課後等デイサービスに頼っていいかわからず、できる限り余裕を持てるように、仕事や家事のやり方を試行錯誤してみました。

しかし、どうしてもスムーズにいかず、子どもたちの病院まわりが入ると、私の一日はいくら時間があっても足りません。


夫に話してみると、意外な反応が返ってきました!


迷った私は、夫に「放課後等デイサービス」について相談しました。

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夫は即答で賛成してくれました。そして、「あーさんが俺たちのいないところで、いろんな人と関わりながら学んでいるステップに来てるんだよ」と言いました。

一番身近な人が、放課後等デイサービスでの人との関わりが娘の成長の過程にきっと必要なんだよ、そう背中を押してくれた――。「自分が楽をしていいのか」という自分基準で考えていたことを、夫は娘の成長を基準にとらえ、賛成してくれたのです。

きっと夫は、娘の成長のことも、私と娘の関わりがうまくいっていないことも、私の悩みも、さまざまなことに思いをめぐらしたうえで、そう言ってくれたのでしょう。娘基準で考えたらいい、そう思えたとき、私の罪悪感は消え、「放課後等デイサービス」の利用へと、動き出す決意ができたのです。次回は、放課後等デイサービスを利用するまでのこと、どういう基準で利用する施設を選んだのかについて、ご紹介したいと思っています。

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