【発達凸凹キッズあるある】小さな成長が大きな喜びに――3組の親子の「できたね!」エピソード集Vol.2
子育てフェスタで「子育てあるある」エピソード募集
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発達が気になるお子さんとの毎日は、楽しいこと、うれしいこと、そしてちょっと大変なこと…いろんな出来事があり、ママパパの心も膨らんだり、ときにはしぼんでしまったりすることもあるのではないでしょうか。
そこで編集部は、2019年3月に開催した「子育てフェスタ2019」の会場で、「発達凸凹キッズあるある募集」と題し、エピソードの募集をさせていただきました。そこで集まったエピソードからいくつか厳選し、発達ナビの連載ライター陣によってコミックエッセイ化し、2回に分けてご紹介します。
後編となる今回は、子育ての一場面を切り取った、3つの「成長エピソード」をご紹介します。
イスに座ることも拒否だった娘、療育に通って2年の変化(4歳の女の子)
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4歳になる娘には知的障害があり、発語はありません。
2歳で療育に通い始めたころは、ギャーギャー泣いてしまい、椅子に座ることすら難しい状況でした。
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今では、洋服の脱ぎ着でも協力動作ができるようになりました。また、要求のサインとして、両手をパチパチと叩くこともできるように。
身辺自立や、自分の気持ちを伝えることが少しずつできるようになっています。
今でも発語は難しいけれど、だからこそ、親としては感動の成長です。
エピソード提供:Rさん(4歳の女の子のママ)
就学前検診で「友達はいないよ」。ドキッとしたけれど…!(5歳の男の子)
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ASD(自閉症スペクトラム)のある息子と、就学前検診の二次検査に行ったときのことです。
面接官の先生から「お友達はいますか?」と聞かれた息子は、なんと「いないよ」と答えたのです…。
私は焦って「〇〇ちゃんは?」「〇〇くんは?」とお友達の名前をあげました。
すると息子、「〇〇ちゃんや〇〇くんは、なかま!」ときっぱりと答えたのです。
「(クラスメートは)なかま」というのは、保育園の先生が使っていた言葉です。クラスメートのことを認識しておらず「いないよ」と言ったのではなく、先生の言う「なかま」という言葉を理解していたんだなぁと、うれしくなりました。
エピソード提供:F.Tさん(9歳の男の子のママ)
※エピソードは5歳当時のものとなります
一緒に歩く相手のことを思いやれるように(小学4年生の男の子)
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小学4年生の息子には、ASD(自閉症スペクトラム)やADHD(注意欠陥・多動症)などがあります。
以前は周りの人のことをあまり意識することができず、何かしてもらってもお礼が言えなかったり、人に合わせて歩いたりということは難しかったのですが…。
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最近、成長を感じられる場面がいくつかありました。
自分の気持ちが落ち着くと、お礼が言えるようになったのです。また、私が「足がいたいの」と伝えると、歩く速さを合わせてくれるようにもなりました。
エピソード提供:Jさん(小学4年生の男の子のママ)
イラスト:かなしろにゃんこ。
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