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【自閉症とは】発達段階で現れる3つの特徴について解説します

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自閉症に特徴的な3つの症状


自閉症とは、現在は自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)と呼ばれることが多い、先天的な発達障害の一つで、社会性と対人関係の障害、コミュニケーションや言葉の発達の遅れ、行動や興味の偏りの3つの症状が発達段階で現れるといわれています。

今回のコラムでは、この3つの症状について具体的にみていきましょう。

【自閉症とは】発達段階で現れる3つの特徴について解説します

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038004492

社会性・対人関係の障害


自閉症のある人は、対人関係を築くことが苦手な場合が多いです。

社会性・対人関係の障害として具体的な特徴は、
・視線を合わせることができない
・周囲に関心がないように見える
・相手の気持ちが分からない
・その場の空気が読めない
などが挙げられます。

自閉症のある人は、会話をしているとき等でも目を合わせることが苦手な場合が多くあります。無理に視線を合わせようとすると落ち着きがなくなったり、パニックになってしまうこともあります。このような症状から、対人関係が苦手だと受け止められてしまいます。

コミュニケーションや言葉の発達の遅れ


自閉症があると、コミュニケーションや言葉の発達が遅れる傾向があります。


具体的な特徴としては、
・言葉を話すのが他の子どもと比べて遅い
・人の話したことをオウム返しする
・抽象的な言葉・比喩や皮肉の意味を理解できない
・呼んでも反応しない
・自分の話したいことだけ一方的に話す
などが挙げられます。

自閉症がある人は、言葉を話し始めるのが遅く、言葉の意味を理解するのが困難な場合もあります。言葉を話し始めても、意味のある言葉で会話をするのではなく、誰かの言葉をオウム返しし続ける場合も少なくありません。

相手に自分の気持ちがうまく伝わらず、暴れてしまうこともありますが、適切に対応をしていれば成長と共に落ち着いてきます。

行動と興味の偏り


自閉症のある人は、ある一定の行動をとる傾向があります。
行動と興味の偏りについての具体的な特徴としては、
・落ち着きがなく、手を動かしたり、部屋の中を行ったり来たりする
・毎日決まった行動をし、予定外の行動は取れない
・1つのものに執着する
・自分の興味があるものに対して、とても執着する
・予定外のできごと・初めての人/場所/活動などに抵抗を示す
などが挙げられます。

自閉症のある人は、自分の興味のあることに対してとことん熱中する傾向があります。そのため、自分の興味のある物事をとことん調べ、誰も教えていないのに専門家顔負けの知識を持っている人も珍しくありません。


自閉症をもっと詳しく知るリンク集


「もしかして自閉症?」お子さんの発達等について、気になる症状があるときには、次のコラムが参考になります。

自閉症の症状は、お子さんの年齢・発達によって目立つ症状が変わってきます。年齢別の症状について詳しくは次のコラムでご紹介しています。

その他にも、自閉症に関連するコラムを出しています。ぜひ参考にしてみてください。

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