「仕上げみがき」に親子で疲弊!?じっとしていられない、感覚過敏…歯磨きニガテなむっくんのストレスを減らす5つの工夫とは
はみがきなんて、だいきらい!
むっくんは歯磨きがものすごく苦手な子どもでした。
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逃げ出す子どもを捕まえて、両足で押さえつけ、口をこじ開け磨く日々…。
今考えれば、もう少し手を抜けばよかったのに…と思いますが、当時は「毎回完璧に磨かねばならない!」と思いこんでいました。
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そんな日々に転機が!当時1歳半だったむっくんは、フッ素塗布のため小児歯科へ。そこで例のごとく大暴れしたむっくんを見た歯医者さんが、意外な言葉を口にしました。
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「一度にすべて磨こうとせず、4分の1ずつ複数回かけて1周磨くイメージで大丈夫!」なんて、まさに目から鱗!
更に「お母さんの指を口の中に入れて、口にモノを入れられることに慣らしてあげてください」とアドバイスもいただきました。
このアドバイスをきっかけに私自身の気持ちも楽になり、結果むっくんのストレスも減り、徐々に状況は改善。「どうして歯磨きをするのか?」を理解できるようになった頃から、むっくんは落ち着いて歯磨きをさせてくれるようになりました。
協力してくれるようになったのに、磨けない!?
むっくんは6歳になり歯磨きに協力的になってきました。しかし、相変わらず歯磨きの難易度が高い!
なぜなら、現在のむっくんの歯磨き風景は…
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邪魔したいの!?もう知らない!
と、さじでも投げたい気分になるのですが、むっくんも悪意があってこれをやるわけではないのです。
磨きにくい理由
理由は、「むっくんの持ち前の特性」や「感覚に対する過敏さ」にあるように考えられました。
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更に、歯磨きの様子は口の中で行われるので見ることもできず、やめるタイミングなども私に委ねられています。
苦手な刺激にさらされ、いつ終わるのかの見通しも立たず、不安感が増して、余計刺激に過敏になって、体を緊張させて耐える…と悪循環が生まれているのかもしれません。
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口を開けろと叱ったところで改善するものでもありません。むしろ苦手なのに頑張ろうと口を開けるむっくん。いじらしいじゃないか!
というわけで、いろいろと対策を打っています。
むっくんのストレスを減らす工夫
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ポジティブな声かけで口の開きをキープ!本人横になって口を開けるだけでめちゃめちゃ褒められるという仕組みです。
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むっくんがおえっとならない角度を探して磨きます。日替わりですが、探せばあります。
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歌のフレーズで、終わりかな?という見通しが立つので、もう少し頑張ろうと思ってくれる日もあります。
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むっくんは理屈を大事にする人なので、実況中継は見通しも立ち、有効です!
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言葉で教えても、見えない自分の口の中を理解することは難しいのですが、触って刺激することで具体的に理解してもらえます。これから磨くところをわかりやすく伝えることで、むっくんもどう頑張ればいいかわかりやすいようです。
目標はきれいな歯でバトンタッチ
一般的に子どもの手首の発達を考えると、自力で磨く力がつくのは小学校高学年だそうで、それまでは仕上げ磨きが必要とのこと。これから大人の歯が生えてくるにあたり、私の責任はますます重大だなぁと感じています。
なんとか虫歯のない歯を維持して、大きくなったむっくんに歯磨きの責任をバトンタッチしたい!
だけど今だってむっくんの協力なくしては、きれいな歯の維持はできません。これからも二人三脚で協力し合い、きれいな歯を維持できたらいいなと思っています。
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