子育て情報『上がる法定雇用率と低いままの理解度。「僕はダメ人間」自己否定し転職を繰り返す発達障害の青年を見て感じたこと』

2020年2月17日 07:00

上がる法定雇用率と低いままの理解度。「僕はダメ人間」自己否定し転職を繰り返す発達障害の青年を見て感じたこと

ただ、障害がある人を採用したものの、その後の対応に苦慮している企業もあると聞きます。「とりあえずこれやっといて」 「朝イチで資料作成して」「資料は多めに作っておいて」これらの曖昧な指示が分からない人がいることを、どれだけの企業、そこで働くスタッフが知っているでしょうか?

インクルーシブ教育、ダイバーシティ(多様性)、障害者差別解消法、合理的配慮など、昔に比べて障害のある人が生きやすい社会に確実になってきていると思います。けれども、車椅子の人を入店拒否しないお店は増えても、見た目では分かりにくい発達障害の人に対しての理解はまだまだ浅いようにも感じます。

※2020年2月現在

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaisha/04.html
障害者の法定雇用率の引き上げについて | 厚生労働省


近所のスーパーでも

私が頻繁に行くスーパーに、「これありますか?」と聞いても、「ありません」とだけ答える店員がいます。特性ゆえの対応なのか、それともマナーの問題なのか…ある程度知識がある私でもカチンときてしまいます。私でもそう感じてしまうということは、世間の目はきっとより厳しいだろうなと想像します。

制度を整えるだけでなく、社会の人の理解を深めていくことも同時にしなくてはならないと考えさせられるテレビ番組でした。

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