非常食は取り寄せて試食!?特別支援学校に通う自閉症息子のための「非常用持ち出し袋」づくり
長男入学時、初めての保護者説明会でのこと
長男が特別支援学校に入学して、初めての保護者説明会のこと。
「入学後に必要なものリスト」という資料が配布されたのですが、その中に「個人備蓄品」とありました。何だろうそれ、頭の中が?です。通常学級に通う双子の次男が入学した学校では、そのようなものはなかったからです。
すると先生から説明がありました。
「特別支援学校には通学バス、あるいは公共交通機関を使って遠方から来ている子どもたちが多いです。万が一地震などの災害が起きて交通インフラがストップした場合、親御さんが引き取りにくることが困難になるかもしれません。3日間は学校で過ごせるように、各自非常食を3日分用意してください」
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そういうことか、と納得しました。
けれど非常食はどのようなものを用意すればいいのか分かりません。好き嫌いの多い長男に合うものはあるだろうか、そう思っていたときでした。先生が机の上に何やら並べはじめたのです。
種類もさまざま!どれが子どもの好みなのか
それはいろんな種類の非常食でした。
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乾燥したお餅とセットされた水、そしてあんこやきなこ顆粒をふりかけるタイプのもの(トレーや箸もついています)、袋を開けてすぐ食べられる煮込みハンバーグやおでん、肉じゃが、あるいはビスケットにつけるチューブ入りのチョコなどいろいろあります。先生はそれを袋から出して皿にあけ「試食して、これを参考にご家庭で準備してください」と言われました。
私も試食したのですが、食べてびっくり!非常食はパサパサしていると思い込んでいたのを覆し、なかなかに美味しかったのです。
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ちょっと多めに非常食を取り寄せて、食べさせてみる
私はさっそく非常食を取り寄せ、長男に食べさせてみました。
自閉症で好き嫌いの多い長男のこと、やはり試食させて正解!食べられないものも何点かありました。
けれどあんこの入ったお餅は気に入ったようで、パクパク食べること食べること。
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それと何点か長男の好きそうなものを学校から配られた非常用持ち出し袋に入れました。
この非常用持ち出し袋は毎年、学年末に学校から戻されて中身を確認します。そして賞味期限の切れそうなものは都度入れ替えます。4月で6年生になる長男。今年もまた非常用持ち出し袋が戻ってきました。
他にもある!特別支援学校での取り組み
長男が通う特別支援学校では、他にも防災訓練の一環として、学校の体育館、教室、テントなどで生活する体験会を計画しているようです。
発達障害のある子どもは予想外の事態に柔軟に対応することは難しいと思います。そういった取り組みはとても必要でありがたいことだなと思います。自宅でも、食料品や水をストックしているのですが、これは地震が起きたときに使うものだよと長男に説明しています。
さて、あっという間に小学校最後!の年がやってきました。大きくなった長男、どれくらいの量食べられるだろうか、そんなことを考えながら、新しく買った非常食を詰めている母なのでした。
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