漫画でわかる「親なきあと」本や、発達ナビのコラムも人気・楽々かあさんによる「声掛け変換」がわかる本、ディスレクシアの子が楽しくまなべる注目の2冊など、今読みたい本がずらり
まわりとのコミュニケーションでつまずきのあるお子さまをお持ちの保護者さまにぜひともよんでいただきたい一冊です。
親子のコミュニケーションの参考に!?『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』
本書の著者は、自身も3人の子どもを育てる傍ら、発達障害&グレーゾーン子育てのコツを発信する活動をしている「楽々かあさん」です。本の中で、著者の「楽々かあさん」は、自身も以前は子どもたちに怒ってばかりで公開を繰り返す日々を過ごしていたと語っています。しかし、独学で試行錯誤をしながら、子育て方の実践や軌道修正を繰り返していくなかで、怒らなくてもちゃんと伝わる声かけや工夫があることがわかったと言います。声かけ変換はそんな著者の工夫をまとめた一冊です。
構成としては、序章とエピローグは親の心の準備とケア、1章から5章はおおまかに子どもの心身の発達段階にあわせて、それぞれがStep順に読み進められるようになっています。
本書ではすべての声かけについて、子育ては「イライラするもの」、親は「つい怒ってしまうもの」ということを前提にして書かれています。著者は子育てについて、何年も何十年も、子供が自立できる日まで続けるものだから、長期戦を前提に「無理せず続けられる」ことが重要だと語ります。
親子のコミュニケーションでお悩みを抱えている保護者の方にぜひともお読みいただきたい一冊です。
山梨県上野原市「地域住人主導型の共助コミュニティ創生事業」開始~リアルとDXのハイブリッドによる子育て・暮らしのシェアタウンを推進~