子育て情報『発達障害の若者たちへ、ミドルエイジの先輩たちからのメッセージ【連載企画スタート】』

発達障害の若者たちへ、ミドルエイジの先輩たちからのメッセージ【連載企画スタート】


学校では教えてくれない、発達障害当事者の「将来」の描き方

「進路や職業を考えろと言われるけれど、自分には何ができるのか分からない」
年若い、発達障害当事者の友人から、そんな悩みを聞かせてもらったことがあります。

「中学、高校、大学と進むにつれて支援が薄くなっていく。我が子の将来をどう考えればいいのか」
発達障害のあるお子さんを育てる保護者の方から、そんな不安をお話しいただいたことがあります。

発達障害者支援法が制定されてから15年が経ち、「発達障害」という概念やその特徴に対する認知は高まってきました。学校での特別支援教育や、児童発達支援・放課後等デイサービス、就労移行支援といったさまざまな福祉サービスも少しずつ、ですが着実に、充実してきたと言えるでしょう。

しかし、思春期・青年期の子ども・若者たちの進路や職業選択に関するサポートはまだまだ手薄いのが現状です。世の中にはさまざまな職業があり、生き方がありますが、このような生の声は学校では教えてくれません。「他の多くの人と同じような人生を送ることはしたくないし、できない、しかし何がやれるのか分からない」「好きなことはあるけれど、自信がなくて諦めざるを得ない」と嘆く子どもたち・若者たちも少なくないと思います。


そこでこの度、発達障害の診断のあるミドルエイジの先輩方から思春期の後輩たちに向けた、仕事・人生に関するアドバイスやメッセージを届けていく『すてきなミドルエイジをめざして:発達障がいのある子どもたちの人生設計のために』(仮)という企画をスタートしました。

職業やライフスタイル、診断や特性、年齢もさまざまなミドルエイジの発達障害当事者の先輩方のインタビューを重ね、学苑社(特別支援教育関連図書を発行する出版社)さんからの書籍出版を予定しています。

今回、LITALICO発達ナビとの連動企画として、書籍出版に先がけて、ウェブ上でのインタビュー記事連載をお届けします。


職業も特性も多種多様。ミドルエイジの先輩たちが「自分らしい生き方」に至るまで

記念すべき連載第1回は、落語家の柳家花緑さんのインタビューです(2020年9月23日に記事を公開します)。

発達障害の若者たちへ、ミドルエイジの先輩たちからのメッセージ【連載企画スタート】の画像

Upload By 鈴木悠平

2017年に、発達障害の一種で文字の読み書きが難しいディスレクシア(読字障害・読み書き障害)であることを著書で公表した落語家の柳家花緑さん。

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