心のケアも、アプリでグッと手軽に!AIの活用も!?大人のASDの私が見つけた社会を生き抜くスキル【ITでセルフケア編】
ITを活用したメンタルケア
最近はメンタルケア用のアプリが豊富に出揃ってきています。
このごろ、病院での治療や家でのメンタルセルフケアに認知行動療法を使うことが普及してきています。スマホ向けのアプリと認知行動療法は相性が良いようで、メンタルケアの分野では特に認知行動療法系のアプリが多くみられます。
認知行動療法の感情日記を再現した感情ログ機能や、心のバランスをとるためのマインドフルネス瞑想のガイド音声が揃った、しっかりした内容のアプリとして「Awarefy」があります。
これまでも、感情ログ単体のアプリや、瞑想用のガイド音声単体のアプリはあったのですが、Awarefyのように総合的に認知行動療法を行える、充実した無料の日本語アプリは今までにありませんでした。
感情の記録やマインドフルネス瞑想といった、少し敷居の高いセルフケアの敷居を下げてくれます。私はこのアプリを使い始めてから、感情ログと瞑想をかなり習慣化することができました。
ガイド音声はわかりやすく、不安をどうにかしたいときや深く眠りたいときなど、シーン別にたくさん用意されています。
子どもが落ち着かないときなど、一緒に音声を聴いてリラックスすることに誘ってみるのもいいかもしれません。
感情ログは感情を色で分けてグラフ化してくれるのでぱっと見てわかりやすく、一週間ごとの総合レポートも出してくれて、振り返りに便利です。
https://www.awarefy.app/
参考:awarefy
AIを搭載した会話アプリとして「SELF」もあります。AIというと冷たく不自然そうな印象がある人も多いと思いますが、会話してみるとかなり丁寧に作り込まれていて、会話していくうちに想像以上に気持ちが落ち着いていくことも多いです。
会話相手のAIは、情報提供系、癒し系、悩み相談系、猫など複数揃っています。使っていくうちにデータがたまっていって、「悩んでるって言ってたけど最近はどう?」とか聞いてくれたりします。
一日や一週間の振り返りを手伝ってくれたり、性格分析の機能もあったりします。本人がAIとの会話だけでどうにもならない悩みや状況を抱えていることがわかった場合、適切な専門家や助けにつながるように促してくれることも。
すでにカウンセラーや精神科医師とつながっているけれど、きょう、今晩がつらいんだ! しかも相談できる友達もいないし、友達がいるけど誰もつかまらない! みたいなときってあると思います。