「発達障害を言い訳に諦めないで」母の思いは娘には重荷?続く葛藤の日々に、娘の言葉から感じたある変化【娘と発達障害 後編】
娘が発した「発達障害だから無理」の一言に、怒りがこみ上げて...
前回の続きです。
広汎性発達障害の娘が、言った「発達障害だから無理」という言葉。
ここまで、難しいことも、やり方を変えながら娘と一緒に頑張ってきた私にとって、この言葉は使ってほしくない言葉でした。
私はこの言葉に対して、つい感情的に「言い訳にして、最初から諦めたら駄目だよ!」と言ってしまいました。
冷静になってから、言葉を言い換えて、
「いろんなことが時間をかけて、できるようになったんだよ。だから最初から諦めないでほしい。」
という説明をしました。
諦めてほしくはないけれど、追い込みたくもない。
私は、娘がこれから先、「発達障害だから諦める」という考え方をしてほしくないと思っていました。
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しかし、娘にとってそんな私の思いは重荷になるかもしれない…
私は娘の逃げ場を奪う言葉をかけてしまったのではないか…
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そう思うと、私は娘にどういう言葉をかけることが正解だったのか、自分の思いもあわせて、わからなくなっていきました。
娘の気持ちは・・・?気になるけれど・・・
その後、娘は「発達障害だから無理」とは一切言わなくなりましたが、もしかしたら、言わないように我慢しているのではないか…とだんだんと心配になっていきました。
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言ってほしくないといったのは自分なのに、言わなくなった娘の心境が気になり、矛盾した感情が渦巻いていました。
娘の変化。
そんなやり取りから1週間ほど経った、ある日のこと。
テレビで『発達障害』の文字を見つけた娘は…
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その人がどんな特性があるのかを気にしたり、自分との違いを見つけたりしました。
その目は、真剣でした。
娘にどのような心境の変化があったのかはわかりませんが、私は、娘の中で『発達障害』の捉え方が少し変わったように感じました。
もしかして、私がモヤモヤ考え悩んでいるうちに、娘は自分の中でどんどん変化していっているのかもしれないと思い、しばらく見守ることにしました。
予想してなかった自己肯定。
それから数か月経った、ある日のこと…
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娘は発達障害がある自分のことを、自己肯定をしたのです。
私は嬉しくなりました。自分のことを「すごい子」だと言える娘のことを誇りに思いました。
それから私は、いつも思っていることを言いました。
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そう言った、娘の表情は、輝いて見えました。
常に寄り添っていく。
発達障害告知前は、どう言ったらいいかを悩み…告知後は、どう捉えていくかを心配…
きっと、ひと段落着いたように思っている今も、次の何かが起きる過程の期間なのでしょう。
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告知したから終わりではなく、これから先、娘が自分を肯定し続けられるよう、私たちは寄り添っていかなければならないと感じました。