子育て情報『テストも校則もない。高等部在学中からインターン―学びながら社会と繋がり、実践的なITスキルを身につける。多様な働き方にマッチする人を育てる「バンタンテックフォードアカデミー」を取材。生徒インタビューも』

テストも校則もない。高等部在学中からインターン―学びながら社会と繋がり、実践的なITスキルを身につける。多様な働き方にマッチする人を育てる「バンタンテックフォードアカデミー」を取材。生徒インタビューも

自分の道を15歳で決めて、地方から東京に出てきて一人暮らしをしている生徒もいます。自分が中学・高校に通っていた頃はここの生徒のような生徒はいなかったですね。生徒たちはみんな熱い思いを持っているのでそれに応えたいと思います。

テストも校則もない。高等部在学中からインターン―学びながら社会と繋がり、実践的なITスキルを身につける。多様な働き方にマッチする人を育てる「バンタンテックフォードアカデミー」を取材。生徒インタビューもの画像

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――授業で心がけていることはどんなことでしょうか。

吉田講師:自分は中高一貫の進学校で学んでいたのですが、学生だった頃を思い出すと、先生や講師に自分の思いなどを話すことはあまりありませんでした。
でも、もっと話す機会があれば良かったなと思うので、生徒との対話はとても大切にしています。私の授業自体は週一回ですが、slackなどオンラインで対話の時間を設けることもあるんです。授業はきっかけであって、授業以外の対話も同様に大切に思っています。

――生徒と関わるうえでの今後の抱負をお願いします。

吉田講師:みんなきっとIT領域に近いところで働くのだろうなと思います。将来一緒に仕事をするかもしれないですよね。講師と生徒というよりも、後輩を育成するようなつもりで生徒と関わっていきたいです。職場でもそうですが、一緒に働く仲間とは互いにリスペクトしあっています。
それと同じように生徒に対してもリスペクトを持って成長を後押ししていきたいです。

決して一方的ではない、対話形式授業を進めていた吉田講師の「アートシンキング」。授業中だけではなく、常日頃から生徒との対話を大切にすることで、生徒はさまざまな視点を増やし、社会で活躍するスキルの土台を培っているようでした。


これからは一般的なレールに乗れなかった人や、既存の学校に馴染めなかった人たちが活躍する時代

最後にお話を伺ったのは、高等部の出島璃空(りく)さん、専門部の上野杏奈(あんな)さんです。

――このスクールを選んだ理由を教えてください。

出島さん:普通の高校に進学することも考えて受験勉強をしていました。いろいろな学校を見たり、自分のやりたいことを考え始めたときにITと出会ったんです。しっかりとしたスキルを持てればフリーランスやノマドワーカーなど、自由な働き方ができるんじゃないかと思いました。
いろいろな企業とも繋がれることに魅力を感じて、バンタンテックフォードアカデミーを選びました。

上野さん:私には発達障害者の方の支援をしたいという夢があります。私自身、感覚の過敏さがあったりと、生活の上で大変だと感じる場面があります。

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