子育て情報『新連載!1歳半健診で気づいた発達の遅れ。カタコト口調・数字大好きな自閉症長男と、グレーゾーン次男。不安だけど「楽しい探し」な毎日を』

2021年10月26日 06:15

新連載!1歳半健診で気づいた発達の遅れ。カタコト口調・数字大好きな自閉症長男と、グレーゾーン次男。不安だけど「楽しい探し」な毎日を

そんなときにあった1歳半健診で、周りの子どもたちと違うことに気づき、衝撃が走ります。

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保育士さんが積み木を積んだり、「犬はどれだ」と質問したりしても見ることすらない息子。ほかの子たちが「わんわん」と楽しそうに指をさしてる姿を目の当たりにして、不安になり涙が出ました。

すると、保育士さんが声をかけてくださり「発達相談」に行くことに。臨床心理士さんと発達のお話をして、勧められた市の親子教室へ通うことにしました。その後、年少で発達支援センターに通園。
年中から、こども園に転園して現在にいたります。


不安な日々の中から「楽しい探し」したい

3歳で自閉スペクトラム症だと診断を受けた直後、息子がどうなるのか 未来を想像することができず、不安な日々が続きました。 私自身、子どもが診断を受けるまで知識がなく、勝手な印象で自閉スペクトラム症というのは、笑わない子、ずっと家にこもっていて人とまったく関わらない子、だと思い込んでいたのです。

周りの家族、親戚、友人も同じでした。1人でも多くの方に自閉スペクトラム症のことや、ユニークな部分も知ってもらいたい!と思うようになり、ブログで子どもたちのことを発信し始めました。

私はシンガーソングライターとしてイベントのステージで歌うときがあるのですが、息子はさまざまな感覚過敏がありその場にはいられません。いつか、こういう感覚過敏のある方たちが気軽に参加でき、走り回ったり、声をあげたり、泣いてしまっても周りを気にしなくて大丈夫な出入り自由!みんなWelcomeな、イベントを開催したいという夢を持つようになりました。マイペースで過敏な息子を通じて、「うちの子もだ」「自閉スペクトラム症ってそうなんだ」「こういう子もいるんだ」と1人でも多くの方にお届けできるコラムを書いていけたらと思っております。
よろしくお願いします。

執筆/ゆきみ

(監修:井上先生より)
自閉スペクトラム症のあるお子さんのこだわりは、問題行動と見られることもありますが、その行動自体がお子さんにとって楽しみな余暇活動になっていることもあると思います。お子さんの視点に立って、お子さんを見ることができるようになると、子育ての楽しみも少しずつ増えていくかもしれません。
コンサートや映画は、子育て中の親御さんの場合、お子さんが泣いたりパニックを起こしたりすることを心配してためらってしまう方も多いです。

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