子育て情報『発達障害娘の入社3年目での休職で母もダウン!支援者との面談を重ねるうちに、自らのグループホーム入居を前向きに考えるようになった娘。気に入ったのは…?』

2021年11月19日 06:15

発達障害娘の入社3年目での休職で母もダウン!支援者との面談を重ねるうちに、自らのグループホーム入居を前向きに考えるようになった娘。気に入ったのは…?


休職2カ月目

娘は、障害のある方の雇用の促進、そして安定を図るために設立された『特例子会社』に勤めていましたが、メンタル面の不調から体調を崩し入社3年目(2020年)に会社を休職しました。休職から2ヶ月、投薬の調整もあり精神的に徐々に落ち着いていきた娘。でもフルタイムで出勤する自信はまだないようでした。

そんな娘は、休職中でも生活リズムを崩さないために、感染対策を心掛けつつ日中はなるだけ外出するようにしていました。コロナ禍でいろいろと制限もありましたが、卒業校や基幹相談支援センターに相談に行ったり、かつて放課後等デイサービスや居場所として通っていたNPO法人へもできる範囲で訪れていました。

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Upload By 荒木まち子

支援者との定期的な面談を重ねるうちに娘は「家は居心地悪いけどほかに行くところもないし。どうせならこの休みを使ってグループホームの見学や体験をしてみようかな」と言うようになりました。
これは娘と支援者との間に信頼関係ができていたからこそ出てきた言葉なのだと思います。もし親が「グループホームの見学や宿泊体験に行ってみたら?」とでも言ったなら彼女は「親が私を家から追い出したがっている」とネガティブに捉えていたことでしょう。

こうして休職を“前向きな休み”にするための、娘のグループホーム探しがスタートしたのです。


それまでの私たち親子がグループホームについて知っていたこと

娘→高等特別支援学校の主催の勉強会(机上)

私→放課後等デイサービス主催の勉強会、学校での説明会、役所のへの相談、保険会社のネット講座、基幹相談センター主催の講演会、友達のお母さんの情報

・娘の卒業校(高等特別支援学校)の先輩でグループホームに入居しているのは男性のみ(女性向けのグループホームは数が少ない)
・人気のホームは空きがない。順番待ちに2年かかる場合もある ※自治体によって違いがあります
・引っ越し代などの初期費用(※)と、数ヶ月分の家賃程度のお金を貯めてから入居するのが良い
・日中は仕事や作業所に行く必要がある
・区分認定により補助金の額が違う

程度で、自分たちが住む地域の詳細な情報や具体的な申請手続きの方法などについてはほぼ知りませんでした。※ここでの初期費用の内訳
・引っ越し代
・部屋の間取りに合わせた収納や家具、寝具
・自室用の小型テレビやパソコン、モバイルWi-Fi、ミニ冷蔵庫(本人が必要と感じる場合)

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