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4歳の発達グレー娘に友達ができた!と喜んだのも束の間、怒りスイッチ発動で母はヒヤヒヤ。気持ちの切り替え法と友達親子への感謝

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同い年の子にあまり興味のない娘。そんな娘にもお友達ができて


幼稚園に入園し、娘は先生にべったりの様子でした。お友達が遊ぼう、と寄ってきてくれてもあまり興味を示してないよう。娘は昔から子どもよりも大人に安心感があるようでした。そんな娘にも唯一「もんちゃん」というお友達ができました。お互いの家を行き来したり公園で遊んだり。その光景を私もうれしく眺めていました。

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ここで怒るの?娘の謎の怒りスイッチ


娘にお友達ができて喜んだのも束の間。娘は毎回もんちゃんとケンカばかり。
そんなに怒らなくてもいいのに、という場面で娘がすぐに怒ってしまいます。おもちゃの取り合いはほかのお子さんでもよくある話ですが、娘はおもちゃの取り合い以外にも独特なところで怒ったりするのです。
例えばもんちゃんのおうちにお邪魔したときのこと。もんちゃんが私たちを招き入れようと玄関の門を開けてくれました。

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うちはマンションなため娘は門が珍しかったのでしょう。自分で門を開けてみたかった娘は怒り始めました。もんちゃんが親切に開けてくれたにも関わらず娘はたちまち不機嫌に。もんちゃんはなんで怒るの?と不思議に思ったことでしょう。


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そう声をかけても機嫌が直らない娘。「じゃあ帰りはとまちゃんが開けようね」と、もんちゃんのお母さんも声をかけてくれましたが、娘は気持ちの切り替えがすぐにできませんでした。

娘は4歳になった今でもエレベーターのボタンを絶対に自分で押したがります。今回の門もそうですが、娘は4歳ごろのお子さんにはもう興味がないであろうものにまだ強い興味と執着心があるのです。家の鍵の開け閉め、電気のスイッチなどもそうです。

一人ぼっちにされたと思いまた癇癪に...


あるとき、もんちゃんと娘が滑り台で遊んでいて、もんちゃんがふと滑り台を離れてシャボン玉で遊び始めました。娘は取り残されたことで不安になったのでしょう。もんちゃんが怒って行ってしまったと勘違いしたのかもしれません。
そこからまた癇癪が始まってしまいました。

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「もんちゃんはシャボン玉で遊びたくなっただけだよ。とまちゃんも一緒にシャボン玉やる?」と、私がどんなに言っても娘の耳には入ってない様子。なんでうちの子はちょっとしたことですぐ怒ってしまうんだろうと疲れてしまいました。

やっぱりこれ。娘の気持ちを切り替える必須アイテム


娘が怒り始めるとあるものを使います。やっぱりこれ、お菓子です…(笑)

私はもんちゃんと遊ぶときは、必ずお菓子を忍び込ませています。いつも食べてるものではなく、新発売のものなどちょっと目新しいお菓子です。初めて見るお菓子に娘は一瞬で怒りがストップ。
言葉で伝えておさまればベストですが、伝えても切り替えがうまくできないうちは開き直ってお菓子に頼ろうと思います。

もんちゃんのお母さんも娘がギーギャーしたときは「2人で特別なお菓子食べよう!!」と言って用意してくれており…。ありがたい限りです。また、もんちゃんのお母さんが「あ!これ見て見て!!」と言って娘の気をそらしてくれたり。

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しょっちゅう娘が怒っている中、最後には仲直りしお別れのぎゅーをしてる2人。もんちゃんのお母さんの協力があってこそです。人によっては「この子いつも怒ってるし、もう娘(息子)と遊ばせるのはやめよう...」と思うお母さんもいるかもしれません。そんな中、広い心で見守ってくれるもんちゃんのお母さんには感謝です。
もんちゃんも娘が怒ったあと切り替えが早く「とまちゃん仲直りしよ」と言ってくれ…。そんなお姉さんなもんちゃんにも何度も助けられています。

今は年少だけど、これから年中年長になると友達関係も複雑になってきます。「そうなったら娘はどうなるのだろう、こんなに怒ってばかりでお友達が離れてしまったら…」という不安でいっぱいです。でも娘も、1年前よりは少しずつこちらの言っていることを理解して感情をコントロールできるようになりました(本当に少しずつですが)。そんな娘の成長も受け止め根気強く娘に向き合っていけたらと思います。執筆/とまぱん

(監修:井上先生より)
小さい子のお友達関係は、大人から見ると冷や冷やすることが多いかもしれませんが、子どもは大人ほど気にしていないこともありますし、むしろ後ろにある親同士の関係が影響する場合があります。とまぱんさんのように親同士の信頼関係があると気持ち的には楽になると思います。
このコラムのように、お子さんの特性や自分がやりたいことを遮られると不安になりやすいことなどを、相手のお母さんが理解してくれていることが大事だと思います。
気持ちの切り替え方法としては、気そらせが一番良いですね。お菓子は、癇癪パニックになるとお菓子、という学習をしてしまう可能性もあるので、最終手段にできると良いですね。親同士の理解があれば多少のトラブルは、対人関係の学習には良いと思います。お子さんが落ち着いたあとで、ルールや理由をゆっくり伝えてあげてください。

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