子育て情報『「漢字の書き取りじゃ、覚えられない!」わが家で実践、ひたすら書く以外の「漢字学習」10のアイデア』

2022年3月14日 14:15

「漢字の書き取りじゃ、覚えられない!」わが家で実践、ひたすら書く以外の「漢字学習」10のアイデア

という意欲につながるように私は実感しています。


先生。そろそろ宿題も、個別最適化のアップデートを……

以上のように、うちの経験からの実例で、「漢字書き取り」以外の漢字を覚えるための方法を10コほど、ご参考までに紹介させて頂きましたが、本当は「その子にあった学び方」は、子どもの数だけ、選択肢があるのかもしれませんね。

新学習指導要領の導入やICT教育の推進等で、様々な教育方法の見直しが進む中で、文部科学省も「個別最適な学び」を次世代の教育目標として掲げています。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01491.html
文部科学省|育成を目指す資質・能力と個別最適な学び・協働的な学び

私が紹介した方法は、そのままでは「宿題」としては向かないものも多いでしょう。
でも、ある学年での長女の担任の先生は、「宿題の漢字は、漢字ノート1ページを好きに使っていいですよ。自分の覚えやすい方法なら、繰り返し書いてもいいし、何マスか使って字を大きく書いてもいい。自分で例文を作ったり、絵を添えてもいいですよ」と、柔軟な方法で宿題を出してくれました。
その年は長女も、語源を調べて象形文字の絵を書いたり、大好きな犬を使った例文を考えたり……と、漢字の宿題の時間を楽しみにしていたようです。

何より、宿題をするときに「嫌だな、つらいな」「メンドクサイ、つまらない」といったネガティブなイメージと共に漢字を覚えるよりも、その子に合った方法で、効率よく楽しく覚えられたほうがずっと頭の中に残りやすく、いいイメージと共に思い出しやすいのではないかと思います。宿題の目的が「忍耐力を養うため」ではなく、「その漢字を書けるようになるため」であるのならば、そろそろ伝統的な「漢字の宿題」の方法も、個別最適化したアップデートをする時期に来ているのではないでしょうか。

文:大場美鈴(楽々かあさん)

(監修:鈴木先生より)

現代の時代に合わせられない教育の盲点の問題ですね。
今までの伝統を替えて新しいことを始めるのには困難なことが多いのです。病院でも同じです。
しかし、誰かがやらないと進歩しないのです。とにかく理解のある自治体・学校・先生から勇気をもって改革してほしいと願って止みません。


最近は漢字ドリルを問題文含めて3回写さないといけないとか言われて面倒でやる気を失うお子さんも多くみられます。

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