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児童精神科医考案!謎解きで認知機能を高める「コグトレ」、不器用さがあるDCDのサポート法、子どもにも読んでほしいノベライズなど今読みたい4冊を紹介!

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パズルを解きながら「学習の土台」を育もうーー『医者が考案したコグトレ・パズル なぞときアドベンチャー編』


「コグトレ」とは、認知機能を向上させるトレーニングのこと。ベストセラー「ケーキの切れない非行少年たち」の著者でもあり、児童精神科医・医学博士の宮口幸治さんが考案しました。「注意」「記憶」「言語理解」「知覚」「推論・判断」などの認知機能は、基本的な社会生活を営むために必要なだけでなく、「学習の土台」でもあります。

コグトレ・パズルで謎解きをして、遊びながら認知機能を育みませんか?授業についていきたい、漢字を覚えたい、計算力をつけたいと感じているお子さんにおすすめの1冊です。

スモールステップで「できた」を増やそうーー『イラストでわかるDCDの子どものサポートガイド』


「なんだか不器用」「よく人やものにぶつかる」「ボールをなげるのが苦手」「スキップができない」などお子さんの日常で気になることはありませんか?

もしかしたらDCDが関係しているかもしれません。DCD(発達性協調運動障害)とは、脳機能の1つである「協調」の発達に問題がある神経発達障害です。まだ日本ではDCDへの認知度は低いため、DCDがあることに気づかず適切な支援を受けられないという子どもがたくさんいるといわれています。実は、DCDは子どもの約5〜6%に見られる障害です。
ADHDの頻度である約5%と変わらず、ASDの約1%という頻度よりはるかに多い神経発達障害であるということが分かっています。

『イラストでわかる DCDの子どものサポートガイド 不器用さのある子の「できた!」が増える134のヒントと45の知識』では、DCDとはいったいどのような障害なのか、DCDのある子どもたちの具体的な困りごととその解決のヒントを分かりやすく紹介しています。もしかしてわが子はDCDかもしれないと思った保護者の方、支援者の方におすすめの1冊です。

誰かと真剣に向き合うとき、素敵な物語が生まれる。ーー『空から見える、あの子の心』


エイプリルは、マーシャルビル学園小学部の6年生。周りの友達との価値観にずれを感じ、同級生と距離をとりたくて休み時間に年下の子のお世話をするボランティアを始めました。そのボランティアをする中で、校庭を一人で歩き回ったり、寝そべったり、人知れず壮大なアート作品をつくっている4年生のジョーイと出会います。ジョーイには自閉スペクトラム症の特性がありました。自分の言葉で気持ちを伝えることが苦手なジョーイ。
そんなジョーイを理解しようと向き合うエイプリル。二人の出会いが、学校を巻き込む出来事につながります…!

見ている景色はみんな違うけれど、向き合い、理解しようとすることで歩み寄ることができるということをこの物語から感じるでしょう。小学校高学年~大人までおすすめの1冊です。

障害未満なのに生きづらいのはなぜ?ーー『発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法』


数年前に比べて「発達障害」は広く認知されるようになりました。それに伴い自分も発達障害があるかもしれないと医療機関を訪れる人も増えています。しかし発達相談で「様子を見ましょう」と言われ、発達診断に行っても確定的な診断が出ないいわゆる「グレーゾーン」といわれている人もいる現状があります。
この本では、さまざまな事例と共にタイプ別に発達障害未満の生きづらさの傾向とその対策について解説しています。

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