子育て情報『不安症、場面緘黙、強迫性障害などを緩和する「SSRI(フルボキサミン)」って?小児の使用は認められている?効果・効能・副作用なども【医師監修】』

2022年6月26日 14:15

不安症、場面緘黙、強迫性障害などを緩和する「SSRI(フルボキサミン)」って?小児の使用は認められている?効果・効能・副作用なども【医師監修】


親子で抱え込まずに、医師に相談を

ASDなどの発達障害による特性は、個人差も大きいものです。また、成長するにつれて、特性が変化していくことも大いにあります。

ただ、強いこだわりや不安、過度の潔癖症などによって、日常生活に困難を抱えている場合は、薬によって症状を緩和していくことも検討したい選択肢の1つです。困りごとを抱えたままでは、強いストレスにさらされ続けることになったり、失敗や挫折が続くことで自己肯定感が低下たりすることが考えられます。そうした状態が長く続くことで、身体的不調、うつ症状、不登校やひきこもり、暴力といった二次的な問題に発展してしまうこともあります。

笑顔で過ごせる時間を増やしていくためにも、家庭のなかだけで抱え込まずに、医師や専門家に相談することが大切です。 そして、投薬をする場合は、副作用のリスクなどもしっかり理解したうえで、医師と手を取り合いながら適切な服用をしていくことが重要です。

参考:日本薬局方 フルボキサミンマレイン酸塩錠|ニプロ株式会社
医療用医薬品 フルボキサミンマレイン酸塩|KEGG データベース

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