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発達凸凹きょうだい、同時に迷子で母ピンチ!次男がなかなか見つからない?!わが家流の対策と今振り返って思うこと

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長男と次男はADHD。外出先で迷子になることが多くて…


わが家には4人の子どもがいますが、そのうち上2人(長男、次男)には発達障害があります。小学校低学年くらいまでは、長男次男2人とも外出先で迷子になることが珍しくありませんでした。

迷子になる子どもが1人なら多少は探しやすいのかもしれませんが、2人が同時に別々の場所で迷子になってしまうなんてこともありました。

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特にショッピングモールなどの大型施設で迷子になることが多かったです。だいたいは、親(私)が買い物をしているとき。
長男も次男も、コミュニケーション自体はできますし、口頭指示も伝わるので、私は「お母さんは今買い物しているから、お母さんの近くに絶対にいてね」と伝えます。そのときは「わかった」と、子どもたちも答えます。

しばらく無事に行動しているのですが、不思議と、私自身が一瞬気をぬいたとき(買うものを選んでいる)にいなくなります。
長男はお目当てのものを見つけると急にいなくなるため、次男より先にいなくなることが多いです。

そのとき次男には、「ここ(見通しのよい場所などを選んで)で待っていてね」と伝えてその場に残し、私は下の子たち(当時2歳と1歳)と一緒に長男を探します(次男を連れていくと、次男が歩き疲れて機嫌が悪くなり、長男を探すどころではなくなります)。

しばらくして次男の様子を見に行くと…。

次男もいなくなっており、思わず私はその場に立ちすくんでしまうのでした…。

迷子になったとわかったときの長男と次男、それぞれの反応は

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迷子になりやすい長男と次男でしたが、迷子になったときのそれぞれの行動は違っていました。

長男は、他人に対して好意的なので、施設の従業員に声をかけることもあります。

次男はふらりとその場から離れ、結果迷子になることが多かったのですが、本人は迷子になったことが不本意のようで「家族が自分をおいてどこかに行ってしまったのでは」といった感覚になるようで、見つかったときに怒っていることが多かったです。また、知らない大人が苦手なので、人通りのある場所を離れ、死角に潜んでいるので、見つけることが難しいということもありました。


迷子にならないための対策

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大きな施設に行くときは、「迷子になった場合の集合場所」を決めておくことにしました。
よく行く施設なら、お気に入りのコーナーで集合すれば、比較的早く見つかりやすいです。また、トイレはほとんどの施設で迷わずたどり着けるよう工夫がされていることに気づいたため、慣れない施設にいく場合は、迷子になったらトイレで集合するように話しました。

それでも入れ違いになったり、集合場所への行き方がわからない、本人が聞いていなかったなど、別の問題で集合場所で再会することは難しかったです。

長男中3、次男小6になった現在は…

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そんな2人も現在は長男は中3、次男は小6になり、多動や衝動性は目立たなくなりましたし、仮に家族とはぐれたとしても「この辺で出会えそうだな」と、家族の行動パターンを理解できるようになったため、すぐに見つけることができます。また、自宅からそう遠くない場所であれば、自力で帰宅することもできます。

頻繁に迷子になった当時の話をすると、2人とも首をかしげています。
そんな反応をされると、「あのときの大変だった記憶は気のせいだったのではないか?」と感じてしまいます。


執筆/スガカズ

(監修:三木先生より)
キャラクターによる迷子パターンの違いが特徴的ですね。また、年齢が上がったあとの「家族がお互いの行動パターンを想像できるようになる」ことはとても大事ですね。それだけでもすごい能力だと思います。当の本人たちが昔のことをあまり覚えていないのはご愛敬ですが、でも覚えていて傷になっているよりは健全に育ってくれていると言えるのかもしれません。

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