2023年8月6日 18:15
カサンドラ症候群とは?症状や原因、治療や対処法について分かりやすく解説します
本人だけでなく、家族からの相談も受け付けており、専門的なスタッフによるアドバイスや支援機関、病院の紹介なども行っています。
■発達外来のある病院
発達外来のある病院では、本人以外からの相談を受け付けている場合もあります。カサンドラ症候群の相談ができる病院もありますので、事前に確認しておくといいでしょう。
自閉スペクトラム症(ASD)の特徴のある子どもについて相談する場合は、「子ども家庭支援センター」「児童相談所」「自治体の子育て相談窓口」「児童発達支援センター」などがあります。
■子ども家庭支援センター
子ども家庭支援センターは18歳未満の子どもについての相談ができるほか、ショートステイや一時預かりなどのサービスも提供しています。
■児童相談所
児童相談所は18歳未満の子どもについての相談ができる場所です。児童福祉司・児童心理司・医師・保健師などの専門スタッフがいて、相談へのアドバイスやほかの支援機関の紹介などを行っています。
■自治体の子育て相談窓口
ほかにも自治体のWebサイトでは、子育てや発達の気になる子どもについての相談ができる場所が一覧化されていることがあります。
東京都三鷹市のWebサイトには、子どもの発達に関する相談先のほか、「お母さん・お父さんのこころの相談」としてパートナーや家族との関係についての相談先も載っています。
お住まいの自治体のWebサイトなども参考にしてみてください。
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_categories/index03005006.html
参考 :三鷹市「子育てに関する各種相談」
■児童発達支援センター
障害のある子どもに対して、日常生活や社会生活に必要なスキルなどを身に付けるためのプログラムの提供を行う施設です。
利用するには自治体に申請する必要がありますが、相談だけならすぐにできる場合があります。
カサンドラ症候群のまとめ
カサンドラ症候群は、自閉症スペクトラム障害(ASD)やその傾向のあるパートナーや子どもとの関係性によって、心身に不調が現れる状態を指す言葉です。
抑うつなどがある場合は薬物療法などで治療すると共に、パートナーや子どもとの関係性を改善していくことも大事です。
ご自身だけで抱え込まずに、発達障害について相談できる支援機関なども活用していくといいでしょう。