指しゃぶりはいつまでOK?歯並びへの影響、発達障害との関連も【医師監修】
なぜ指しゃぶりをするの?いつから始まる?子どもの発達について解説
指しゃぶりは実は胎児の頃から始まっています。その後も乳幼児期にかけて多くの子どもに見られますが、成長と共に次第に減っていき、小学校に入る前にはほぼ見られなくなるといわれています。
指しゃぶりをする理由や頻度は年齢によって異なります。
胎児期:
胎児の指しゃぶりは生まれたあとに母乳を飲むための練習としての役割を持っているといわれています。
乳児期:
生後2~4ヶ月は口の近くに来た指を無意識に吸っています。生後5ヶ月頃になると物の形状や味、感触などを口に入れることで学習していると考えられています。
幼児期前半(1~2歳):
手指の発達が進み、積み木やぬいぐるみなどで遊ぶことが増えると昼間の指しゃぶりは減り、退屈なときや眠いときなどに見られるようになります。
幼児期後半(3歳~就学前まで):
子どもの世界が広がり、外で友達と遊ぶようになるとますます指しゃぶりは減っていきます。
学童期:
基本的に指しゃぶりはなくなります。
https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2006/006503/018/0513-0515.pdf
参考:小児科と小児歯科の保健検討委員会著「指しゃぶりについての考え方」小児保健研究 第65巻(2006)第3号P.513~515
指しゃぶりをやめないのはストレスや愛情不足?いつまでにやめる?悪影響はある?具体な対応方法を解説
指しゃぶりは子どもの生理的な行動で、成長と共に自然と減少していくものです。しかし、年齢に対して頻繁に指しゃぶりが見られると、心配な保護者の方もいらっしゃるかと思います。
「愛情不足だと指しゃぶりが増える」と聞いたことがあるかもしれません。指しゃぶりは、子どもが心細いときや不安を感じているときなどに、気持ちを落ち着けるために行うことがあると考えられています。しかし、子どもが不安などを感じるのは自然なことなので、それだけで愛情不足といえるわけではありません。
指しゃぶりが気になる場合、大人が無理にやめさせようとすると、子どもの不安な気持ちを高めてしまうこともあり得ます。そのため、子どもと一緒におもちゃを使って遊ぶなど、指しゃぶりをしなくてもいい状況をつくる工夫をしていきましょう。