4月からの制度改定で何が変わる?個別指導と集団指導のかけ合わせ支援などLITALICOジュニアがパワーアップ!
他人への興味が薄く、最初は一人で遊んでいたAくんも、「一緒に遊ぼう!」と声をかけられて、お友達と一緒に遊ぶ様子も見られました。
集団活動では、Aくんのように他者意識が薄かったお子さんが、お友達がしていることが視界の先に見えたり、お友達から声をかけられたりすることで、他人と関わる時間が増え、他者意識が芽生えてくることも多くあるそうです。
個別指導は、手先の運動やSST(ソーシャルスキルトレーニング)などお子さんのニーズに合わせて30分間行われます。
Aくんは「要求が難しい」といった課題があるので、個別指導では「ちょうだい」と言葉で要求する練習をしました。
「個別指導と集団活動の両方を受けていただくことが、より一層お子さまの成長につながることを実感しています」という指導員に詳しくお話を聞いてみました。
「例えば、発語の練習の段階のひとつである模倣は、個別指導のみだと限られた時間の中で練習することになりますが、加えて集団活動にも参加することで、模倣する機会や模倣する対象が多くなり、真似して言葉が出るようになり、発語がぐんと伸びたお子さまがたくさんいらっしゃいます」
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設定保育(集団の場)では、長時間の利用でも飽きることなく楽しく過ごせるように、工作のような机上課題だけではなく、パラバルーンや玉入れなど体を動かすような活動も準備されており、その日の決められた活動にみんなで参加します。
Aくんも、学齢や困りごとが異なるお子さんたちと一緒にパラバルーンで楽しく遊ぶ様子が見られました。
保護者さまがお迎えに来られたら、指導員から1日のお子さんの様子についての共有の時間(フィードバック)があります。
お子さんについて気になることやご相談があれば、指導員に聞いてもらうこともできます。
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ほかにも今回のサービス改定の変更点として、1回のご利用あたりの指導時間が3時間に変更になることや、指導の様子をリアルタイムでご覧いただけるクラウド録画サービスの導入が挙げられます。
お子さんが教室で過ごす時間が長くなったことで、今まで見られなかったお子さんの姿も見ることができるようになり、よりお子さんに寄り添って指導をすることができるようになりました。
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Aくんのお母さまも今日1日体験してみて、家では見られなかったAくんの姿や先生の声かけや関わり方をみて発見がたくさんあったといいます。