子育て情報『年長から始めた放デイ探し。理想と現実で悩み…見学して実感した「譲れない条件」』

年長から始めた放デイ探し。理想と現実で悩み…見学して実感した「譲れない条件」

その日は発語のない子が通所していたので、見学の間、そちらの様子をそれとなく伺っていた私。その子と一緒に過ごしている先生がいましたが、子どもへの声掛けが少ないことが気になりました。たまたまだったのかもしれませんが、「もしかして、発語のないりーにも、あまり声をかけてもらえないのかな」と感じてしまい、こちらの施設に通っても、りーが楽しく過ごせないかもしれない……という印象を受けました。

年長から始めた放デイ探し。理想と現実で悩み…見学して実感した「譲れない条件」の画像

Upload By かし りりあ

このように、2つの施設を見学させてもらいましたが、いずれもピンとこなかった私たち。しかも、私の中で新たな条件ができてしまいました。

年長から始めた放デイ探し。理想と現実で悩み…見学して実感した「譲れない条件」の画像

Upload By かし りりあ

それはりーが個別にすごせるスペースがほしいというものでした。
というのも、りーは見る力が強く(パズルなど数回見るとすぐに完成させることができます)、それが長所でもある反面、いろいろなものが見えるがゆえに注意力が散漫になりがちです。当時りーが通っていた療育園では、課題を行う際には一人ひとりの間に仕切りがあり、個別の環境で集中して取り組めるようにしていただいていました。それまで見学した施設には個別のスペースがない、もしくは少ない印象を受けたので、りーが集中して活動に参加できないのでは、と考えたのです。

そして3か所目、行事が充実しているという施設を見学しました。こちらは勉強や課題を行う際には机に向かって行い、公園遊びなどの戸外での活動もさかんとのことでした。見学した日は室内遊びをする日だったので、みんなで賑やかにドッヂボールを行っていました。声が大きいところは苦手なりーですが、すっかりなじみ表情も楽しそう。私たち夫婦の理想にも合っているこちらの施設に通うことに決めました。


年長から始めた放デイ探し。理想と現実で悩み…見学して実感した「譲れない条件」の画像

Upload By かし りりあ
そして後々、以前りーが通っていた児童発達支援から放課後等デイサービス新設のお知らせが来ました。誘ってくれたのはりーを幼い頃見てくれた先生。そちらも見学したところ、個別スペース、行事や体力づくりなど私たちの理想もかなっていました。そして何より「りーの成長を今後も見させてほしい」という先生の言葉にうれしくなり、こちらの施設にも通うことになりました。

こうして2つの施設を併用することに決めた私たちですが、放課後等デイサービスの先生からあるおすすめを受けました。

相談支援員の方についてもらったほうが良い、と……。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.