子育て情報『冬でも絶対半袖!乾燥して出血…自閉症息子のこだわりに母はお手上げ。中学生の今は…【読者体験談】』

冬でも絶対半袖!乾燥して出血…自閉症息子のこだわりに母はお手上げ。中学生の今は…【読者体験談】


「筆算は書いたら負け!」マイルールがたくさん!完璧主義の自閉症息子

現在13歳の息子がASD(自閉スペクトラム症)、反抗挑戦性障害(ODD)と診断されたのは9歳の時でした。さらに11歳でLD・SLD(限局性学習症)も分かりました。

息子は幼い頃から、完璧主義。それゆえ目標が高く、無謀な目標を立ててはそれが「できて当たり前」と勝手なマイルールを作り、うまくいかないとイライラしてしまう様子がみられます。
例えば、学校で算数の問題に取り組む際、筆算を書くスペースが設けられているのに「筆算を書いたら負け」というマイルールを作ります。そしてすべて暗算で解こうとしますが、うまくいかないことも多く、そのたびに怒り出すのです。「筆算を書けばいいんじゃない?」と言っても、息子には届きません。

遊びの中でも、無謀な目標を立てることがあります。
半日だけ練習して「プロのようにできるはず」と決めつけ、期待通りにいかないと「こんなに練習したのに!」と怒ります。当然プロのようにできるはずもないのですが、息子にとっては「当然できるべきこと」と思い込んでいるので、イライラした息子に八つ当たりされることもしばしばです。

その他にも息子にはさまざまなマイルールがありますが、毎冬私を悩ませる「あるルール」があるのです。


寒い!と言うのに防寒着は却下、乾燥肌で出血も薬は断固拒否……「冬でも夏服」な息子

息子は8~9歳の頃から、「冬でも夏服」というスタイルを徹底するようになりました。低学年の頃は私が出した長袖やジャンパーを着ていたのですが、当時は「ちゃんとしなきゃ!」という過剰適応だった可能性はあります。
その後、サッカーウエアのような上下のセットが格好いいと気に入り、そういうものを着始めてからはずっと同じような上下のセットばかりを着ていました。そして袖があるのが鬱陶しい(動きづらい)と言って、厚みのある服を嫌がるようになり、「冬でも夏服」スタイルが確立したのです。

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ただ、同時期に登校渋りも出ていた息子。学校へのストレスからこだわりが強く出たのかもしれません。冬でも半袖になってからは、寒さで「手がかじかむ!」と文句を言うのに、防寒着を勧めると「そんなのいらない!」と突っぱねます。手袋や上着を提案してもことごとく却下されるため、どうしようもありません。
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