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発達障害の当事者・家族のリアル。障害児育児と仕事の両立、大学中退から就労、冬でも絶対半袖のこだわりなど【25年1月読者体験談特集】

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一筋縄ではいかない!?発達障害児育児と仕事の両立、「もう無理だ」大学中退後の働き方や自立への道、義父母からのお年玉に困った!冬でも絶対半袖のこだわりに母はお手上げ……など【2025年1月】


ただでさえ大変な育児と仕事の両立。お子さんに特性があるとその苦労もなおさらではないでしょうか。「こども園に行きたくない!」と言う息子さんに寄り添うためにフルタイムの仕事を辞め、働き方を変えて良かったことや苦労していること、大学の最寄駅で「もう無理だ」と感じ、身体が動かなくなってしまい、その後大学を中退。大学を辞めてからのさまざまな働き方のエピソード、義父母からの大金お年玉に困った!お金の使い方が分かっていない息子さんたちへの「お金は使えば減る」ということの伝え方、完璧主義のASD(自閉スぺクトラム症)息子の「冬でも夏服」のこだわり!?肌が乾燥してかきむしり出血まで……中学生になっての変化など、さまざまなエピソードが満載です。

息子さんが生まれる前からフルタイムで働いていた苗さん。しかし年中になった息子さんの「こども園に行きたくない」という発言にショックを受け、フルタイム勤務を辞めます。

「当面はフリーランスで働いて、環境を整えながら過ごしたい」と思い、お子さんに寄り添った結果、担任の先生やお友だちにも恵まれ、勉強も意欲的に取り組むことができ、学校生活は順調と感じたのもつかの間、その生活も一筋縄ではいかなくて……!?育児と子育てに悩む保護者の方にぜひ読んで頂きたいコラムです。

24歳の時ASD(自閉スペクトラム症)、LD・SLD(限局性学習症)の診断を受けたYOSHIMIさん。
境界知能であることもその時分かりました。高校3年生の時に法律に興味を持ち法学部への進学を決めたものの、入学後半年で対人関係でのつまずきをきっかけに大学を中退。大学中退後は、障害者雇用、就労移行支援、就労継続支援A型、B型、通信制短大……とさまざまな道をたどったYOSHIMIさん。進学や中退、就労ついてのリアルエピソードです。

tomさんの悩みの種は「同居している義父母からのお年玉」問題!?11歳、どちらもASD(自閉スペクトラム症)の一卵性双生児の息子さんたちはお金の管理が大の苦手だそう。そんな息子さんたちに毎年お年玉と誕生日のプレゼントとして義父母から渡される「現金1万円」。孫を可愛がってくれるのはありがたいですが、「お金は使えば減る」ことを理解できていない息子さんたちに大金を持たせるのは、教育上よくないのでは……と思ったtomさんは、息子たちへのお金の教育を決心します。一体どんな方法をとったのでしょうか。


幼い頃から、完璧主義。それゆえ目標が高く、無謀な目標を立ててはそれが「できて当たり前」と勝手なマイルールを作り、うまくいかないとイライラ……。ASD(自閉スペクトラム症)の息子さんのこだわりは小学生になっても続き、8~9歳の頃から、「冬でも夏服」というスタイルを徹底するようになりました。

しかし、乾燥肌なこともあり、冬は掻きむしって出血することもしばしば……保湿剤も「面倒くさい」と塗ってくれません。コラム監修の医師による皮膚トラブルについての工夫や塗り薬などに関するコメントもぜひ参考にしてみてください。

ご自身のエピソードを投稿してみませんか?


『発達ナビ 読者体験談』は皆さんのご経験を基に制作されています。ご投稿いただいたエピソードは、連載ライターさんのイラスト、専門家の先生からのコメントをつけた上で掲載させていただきます。

「あの時は悩んでいたけれど、今はこうなった……」など、発達障害のあるお子さんを育児している皆さんへ、ご自身の経験をお届けいただけないでしょうか。
ご応募は以下の応募フォームから受け付けております。皆さんのご投稿を、お待ちしております。

【現在の募集テーマ】
・障害告知
・パートナー(夫婦) 関係
・両親(義両親)、親族関係
・進学・受験関係
・冠婚葬祭関連
・反抗期、思春期
・自傷
・学習関係
・不登校、行き渋り
・ゲームとの関わり
・不器用さについて
・ママ友や、ほかの保護者の方とのエピソード
・ご近所関係

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。
ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。

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