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【特集】発達障害の子育て、4つの「壁」とは?不登校、学習の遅れ、障害理解、夫の無理解…4家族の物語【マンガ全話公開】

LITALICO発達ナビ

発達障害の子と家族をとりまく“4つの壁”


発達ナビで累計40万PVを超えている大人気マンガシリーズ『発達障害の子どもと私たち』から、今回ははるき編、みき編、アキラ編、りん編の全4シリーズを、それぞれの家族が乗り越えようとした“4つの壁”というテーマで一挙にご紹介します。

case1.【不登校の壁】小2で突然始まった息子の行き渋り(はるき編)


あんなに元気に学校に通っていたのに、なぜ……?小学2年生の春、突然「学校を休みたい」と言い出したASD(自閉スペクトラム症)のはるきさん。「休ませるのが正しい対応」と理解していた母親も「完全な不登校になったら……」と思うようになり……。
不安の先に、家族が見つけた光とは。

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case2.【学習の壁】「私だけ分からない」涙する娘(みき編)


小学4年生になり、勉強の難しさが一気に増したことで、「学校へ行きたくない」と言うようになったASD(自閉スペクトラム症)のみきさん。終わらない宿題に涙する娘の姿に、母親は「この子に合った学びの場」を模索し始めます。通常学級、通級指導教室、そして転籍……家族が下した大きな決断を描きます。

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case3.【診断の壁】“経過観察”を信じた母の後悔と決意(アキラ編)


1歳半健診での“様子見”という言葉を「様子を見ていればいい」だと捉えていた母親。
しかし、息子の癇癪やこだわり行動に、少しずつ「育てにくさ」を感じ始めます。初めての子育て、誰に相談すればいい?不安を抱えながら、5歳で診断を受けるまでの道のりを描いた、共感の声が最も多く寄せられたシリーズです。

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case4.【家庭の壁】娘の障害を受容しない夫との対立(りん編)


「娘のため」と中学受験を主導する夫と、「ありのままを認めてほしい」と願う妻。軽度知的障害(知的発達症)・ASD(自閉スペクトラム症)のある、りんさんの受験をきっかけに、夫婦関係はどのように変化していったのか――。家庭内に潜む“見えない壁”をリアルに描きます。

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あなたは、一人じゃない


4つの家族の物語は、けっして特別なものではありません。この記事が、今まさに壁にぶつかっている子どもと、そのご家族にとって、「私たちだけじゃなかったんだ」と思えるきっかけになることを願っています。

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。
現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。
ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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