自然があふれる空間で読んで欲しい、 親子におすすめの本10選
植物があるからこそ動物たちが生きられ、また命がめぐってゆく。その自然界の平衡を、簡潔かつやさしく子どもたちの心に届けてくれる世界中で愛され続ける名作。
¥1,100/福音館書店
for PAPA & MAMA #01
『草と暮らす』
かわしまようこ 著
草を摘む、味わう、飾る……。道端にひっそりと咲く草花を愛し、その魅力を小さな声で伝え続けてきた著者の「草花との付き合い方」。さまざまな知恵の中に息づく自然との対話、身近な植物を見つめ直すことで得られる豊かさ。観賞用としても実用書としても楽しめる一冊。
¥1,650/誠文堂新光社
for PAPA & MAMA #02
『世界を、こんなふうに見てごらん』
日髙敏隆 著
「いきものとおしゃべりするには、観察するのがいちばんだ」。動物行動学者が語る、世界の見方の多様な可能性。目の前の対象を見つめ続ける、そこから得られる気づき。やさしい言葉で綴られた自然とのつながりが、小さな発見をもたらしてくれる。自分の目で見ることを大切に。
¥539/集英社文庫
for PAPA & MAMA #03
『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』
カシオ計算機株式会社 監修
株式会社Surface & Architecture 編
野や山で何ができる? 何をすべき? そしてどう楽しめる? そんな疑問に33人のスペシャリストが答える一風変わったアウトドア指南書。ロックバランシングや毒キノコ探しなど、チャレンジや発見を繰り返しながら自然に溶け込むおもしろみを教えてくれる。
¥2,420/オライリー・ジャパン
for PAPA & MAMA #04
『どくとるマンボウ昆虫記』
北 杜夫 著
作家として精神科医として多彩な顔を持っていた北杜夫の、もうひとつの忘れがたい横顔、それが昆虫少年。彼が常に好奇心を持ち続けた「虫」という生き物。その経験を通じて語られた自然への憧憬と過ぎ去った日への郷愁。この本を通して、自然に純粋な不思議さを感じていた幼い頃を思い出してほしい。
¥506/新潮文庫
for PAPA & MAMA #05
『センス・オブ・ワンダー』
レイチェル・カーソン 著、上遠恵子 訳
不思議さに驚嘆する感性=センス・オブ・ワンダーこそが、自然と親しみ自然を発見し、楽しむことができる。