子育て情報『離乳食完了期(1歳~1歳半) 量や食材の進め方は? 大人の食事と一緒につくれるレシピ3選』

離乳食完了期(1歳~1歳半) 量や食材の進め方は? 大人の食事と一緒につくれるレシピ3選

離乳食完了期(1歳〜1歳半ころ・パクパク期)とは?

離乳食完了期(1歳~1歳半) 量や食材の進め方は? 大人の食事と一緒につくれるレシピ3選


完了期になると、食べ物を前歯でかじり取って奥の歯ぐきに舌で移し、奥の歯ぐきでつぶして食べられるようになっていきます。前半のご飯は、引き続き軟飯から始め、後半から徐々に大人と同じご飯へと切り替えるのがいいペース。
「食材はやわらかめのハンバーグや肉だんごくらいの固さで、茹で野菜の大きさは6mm〜1cm角を目安にしましょう。食べ物を口に含むと、唇を前後左右や上下に動かせば順調に進んでいるサイン。咀嚼の基礎が身についてきています。口の動きが悪く、まる飲みをするようなら、ステップダウンを。焦らずに進めていきましょうね。手づかみ食べが上手になってきたら、スプーンやフォークにも挑戦を。
手指の動きが器用になってくる時期なので、スプーンやフォークを使って食べ物を自分の口へ持っていこうとします。また、1歳を過ぎると牛乳が飲めるようになります。10時や15時に軽めのおやつタイムを設け、コップ飲みに挑戦しましょう。最初は小さじ1程度の少量の牛乳を入れたコップを口元に持っていき、湿らすように流してあげます。少しずつ増やしていくと、だんだんと上手になっていきますよ」

食材の目安と増やし方

食べさせてもらう食事から自分で食べる食事へと変わっていく時期です。
「手づかみ食べが盛んになってくるので、スティック状にカットした野菜やパン、手で持ちやすいおにぎりなどを用意してあげましょう。こぼしたり散らかしたりするので、あと片付けは大変です。でも、たくさんの経験を積めるようになるべく自由にやらせてあげてください。
栄養の大半を離乳食から取る時期です。3回食では足りない場合、午前と午後にエネルギーや栄養を補うおやつを決まった時間にあげます。母乳やミルクを欲しがるようなら、飲ませてあげます」

離乳食完了期(1歳~1歳半) 量や食材の進め方は? 大人の食事と一緒につくれるレシピ3選


エネルギーや栄養を補うメニューでおやつタイム

<1回量の目安(1種類を選んだ場合)>

【エネルギー源】
・ご飯……完了期前半「軟飯」90g→完了期後半「ご飯」80g
・茹でうどん……完了期前半105g→完了期後半130g
・ジャガイモやサツマイモ……完了期前半140g→完了期後半175g
・バナナ……完了期前半125g→完了期後半155g
・食パン……完了期前半40g→完了期後半50g
・コーンフレーク……完了期前半30g→完了期後半35g

【ビタミン・ミネラル】
・カボチャ、ニンジン、ホウレンソウ、ブロッコリー、ダイコン、トマト、
キャベツ、白菜などの野菜……完了期前半30g→完了期後半40g
・リンゴ、ミカン、イチゴ、ブドウ、キウイなどのフルーツ……10g

【タンパク質】
・豆腐……完了期前半50g→完了期後半55g
・魚……完了期前半15g→完了期後半20g
・卵……完了期前半全卵(固茹で)

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