MEGの英国式・子育てレポート vol.4「絵本のはなし」
月刊コラム4回目。今回は、娘の絵本について書いてみたいと思います。成長によって遊び方にも色んなブームが到来するのですが、0歳の頃は、ベイビーミルクや瓶詰めの離乳食を販売しているメーカーのオリジナルの曲「THE HAPPY SONG」を聴けばどんなにご機嫌斜めでも笑顔と正気を取り戻すという魔法のような奥の手が最強だったのですが、1歳になってからは、BBCの「Teletubbies」にハマっていて、そのおかげで「Bye-Bye〜(手を振りながら)」をする様になりました。何が食べたい、や、あれが欲しい、等の指差しの意思表示もいつのまにやらできるようになっていて、赤ちゃんによって遅い早いあれど、こうやってどうやって教えよう?と悩む暇もなく自然に出来る様になったりするものなのだなぁと驚いています。絵本のブームも移り変わるようで、今、よく本棚から出してくる娘の興味ある本たちが、こちら。
最近は一緒に本屋さんに行って、その場で本人が興味をもった本を買うようにしています。じゃないと、何が好みかわからない。左下のロンドンバスの本は、ボタンを押すとバスのププーというクラクションが鳴ります。
押してる。そして、その上。赤ちゃんの頃は白黒の絵の方が興味を持ちやすいという事で、世界の有名なアートをモノクロに落とし込んだ本「ART FOR BABY」。
この本は友達に教わって割と初期に購入して、その頃はあまりだったのですが、最近また出してきてよくみています。何を思うのかわからないのですが、じーーとみてます、笑。そして、日本で買ってきて、割と活躍してるのがこちら。手のひらサイズの小さなしかけ絵本で「たべもの」。ちょっとカバンに入れて、お出かけ先にもっていったりできるので便利。
このシリーズは他にも「のりもの」とかも、あったのですがここに出てくる「おにぎり」や「プリン」「オムライス」など日本特有の美味しい食べ物をみて日本に行くこと=美味しいものを食べる、という様な、楽しみのひとつにしてくれるといいなぁ、と思っています。そして、我が家の黒猫は最近は、もう歩けるようになった娘に一日中追いかけまわされていますが、猫のことは本の中でもわかる様で、図鑑や絵本で猫がでてくると指差して「リー、リー(うちの猫の名前がリウ)」と言うので、猫の本をいくつか追加しました。仕掛け絵本は面白いのだけど、昨日、ちょっと目を離した隙にこんなことに、、、、、。
ね、、、猫の原型がない、、、!さっきの食べ物のミニ絵本は、何とか、構造もそこまで複雑じゃなかったのでテープを貼って直せたのですが、これは、、、、、この原稿を書き終わったら、修繕作業にとりかかろうと思います。
右の本「SUPERBAT」は、娘が本屋で生まれて初めて自分で選んだ本。急に身を乗り出して「コレじゃ」と(多分。心の声、広島弁)。それ以来ずっと好きで、読み聞かせといえばこの本になっています。
力のかげんがまだ、今ひとつなので、もうこれもテープでばりばり。
この本の作者 MATT CARR の来店イベントにいって、2冊それぞれに、娘と私用にサインとステッカーをもらいました。左は彼の最新作「SPYDER」。クモのエージェントの話。もうちょっと大きな子用かなと思います。どちらも可愛くておもしろいイギリスの絵本です。
先日、日本のアマゾンで数冊新たにオーダー。4日間くらいで届いた、すごい。
その中で、私が好きな本。娘はまだ何のこっちゃわかってない様ですが。お弁当や餡ぱんやクリームパンなど、どちらもここイギリスではそれ系のところに探して行かないとない日本の食べものなので、とにかく絵が美味しそうなのと懐かしいので、わーーーー なんかいいなぁ、と幸せな気持ちになる本です。来月は、少しだけ仕事で日本に帰れそうなので、また娘と一緒に本屋に寄って、新しい本を選んで持ち帰りたいと思います。では、また。MEGさんの連載一覧はこちら