「退職に向けて怒涛の日々。そんななか子どもが入院することに……」まぼの“働きながら子どもを育てる”ということ Vol.13 | HugMug
働きながら子育てに奮闘する、2児のママ・まぼさん。仕事と育児とを両立するなかで「子どもとコミュニケーションが減っているのでは?」「周りに迷惑をかけているのでは?」と後ろめたい気持ちになり、日々葛藤を感じてきたそう。そんなまぼさんが本音で綴る連載「働きながら子どもを育てるということ」。 いろんな壁にぶつかりながらも、仕事と子育ての両立に向き合う、頑張るママたちへの応援エッセイです。ついに会社を退職することに決めたまぼさん。しかし、部署のメンバー全員が退職を希望していることが明らかに。そんなとき、子どもが入院をすることになり……。
退職を決意し、フリーランスになりたい! と
プロジェクトメンバーに打ち明けた私。
しかし……
受けている仕事のスケールとスピードに私がついていけていないだけ……
と思っていたけど、全員が離職したがってるって、座組みの問題なのでは!?
緊急性の高いメンバーから抜け、
退職後はフリーランスになる私は緊急性は低いため、
「まぁ、引き継ぎ先を見つけて十分に並走期間を設けてから……」などと考えていた。
そんななか、年に一回の息子の検診時。
4歳の頃の出来事、
ほかのことはあまり覚えていないのですが。
入院期間のときのことは今でも強烈に記憶に残っていて。
私が初めて知った、逃れられないさみしさ。
私はまた、会社と家庭の間で揺れるのか。
これ以上サバさんに負担はかけられないけど、
半休ではなく、ずっと子どもに付き添ってあげていたい。
退職は急がず……と思っていたけどそういう話でもなくなってきた。
この頃、仕事の稼働状況はとんでもないことになっていて。
とにかく駆け抜けた! という思いしかない。
次回、ついに最終回です!
会社を退職し、フリーランスになってからの話について描きますね。
PROFILE
まぼさんイラストレーター/会社員イラストレーターと会社員を兼業する働くママ。パパのびぼちゃん、6歳の男の子・よいたん、2歳の女の子・しおさんと4人家族。イラストで綴る育児日記を、インスタグラムやツイッターで更新中。著書に『よいたん3歳、ときどき先輩。』(KADOKAWA)がある。Instagram:@yoitan_diarytwitter:@yoitan_diary