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「北海道へ保育園留学&移住体験」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.26 | HugMug

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「北海道へ保育園留学&移住体験」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.26 | HugMug


3歳の娘さんの子育てと仕事に奮闘しながら、にぎやかな日々を送るビューティサロン代表・高山直子さん。子育て、家族、食、美容、ファッションのことなど、彼女の視点から切り取る“愛すべき日々”のことを紹介していきます。第26回目は、北海道へ保育園留学&移住体験の様子を綴ってくれました。日常では体験できない新しい経験をすることで、普段は気づけない大切なことを知るきっかけになるはず。保育園留学や移住体験を考えているママパパはぜひ参考にしてみて!

こんにちは!

1年前から予約していたはじめての試み、保育園留学&移住体験。
この度ようやく行ってきました!

今回からそちらを2回に分けて詳しくレポートしていきたいと思います。

わたしたち家族が選んだのは、広大な北の大地
《北海道、十勝清水町》

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人口9千人弱、牛の数が6万頭! と、人口よりも牛の方が多い自然豊かな街。

北海道には何度も訪れたことがありますが、十勝方面ははじめて。


到着日はあいにくの雨。

街に降り立つと、牛のにおい!!

どこにいても真後ろに牛がいるんじゃないかというくらい牛のにおいに包まれる不思議な感覚でした。

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移住施設に着いたのがもう夕方で、まずは街にひとつしかないスーパーへ買い出しに。

わたしが今回利用した十勝清水町の移住施設は、無印良品とコラボした住居で、家具や生活に必要な調理器具などはすべて無印で揃えられていました!

調味料などは持参or現地調達。

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なんだかんだ、着いた初日は街を回ることもなく夜も更けて就寝。

翌朝はついに保育園留学1日目の始まりです。

今回お世話になったのは、
『しみず認定こども園ぽっけ』

広い園舎、園庭のある開放感のある建物で、都内住宅街の保育園に娘を通わせているわたしの第一声が「ひろっっ!!」でした(笑)。

送迎は車が基本。
完全に車社会で園の駐車場も広々!

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迎えてくださった先生方にこの度お世話になるご挨拶をさせていただき、いざ教室へ!

娘も“違う保育園に行く”というのは半分理解しつつも、実際どんなものなのかよくわかっておらず(そりゃそうだ)現実味を帯びてくると緊張&ひるみが感じ取れました。

口を真一文字に結び、みるみる顔色が悪くなり……(笑)。

でも、勝気な性格が相まって泣くこともなくそのまま教室へ。

新しいお友だちがきた! と、在園児たちも楽しみにしてくれていたようで、「こっちで遊ぼ〜」と誘ってくれてとてもありがたかったです。

その葛藤の姿に親のわたしが涙を堪えるのに必死で、でもここでわたしが泣くのは娘を不安にさせるだけだと必死に見ないふりをして気を紛らわせました。

都内では0歳児クラス(入園時7ヵ月)から保育園に通っているので、緊張とか慣れない環境とかの判別がつく前で、娘にとっても今回はじめての新しい環境に踏み出す一歩。

その日のお迎えは、心配とは裏腹にニコニコで、「楽しかった!」と帰ってきてひと安心。

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と思いつつも、
翌朝、初日の気の張りが取れたのか

教室に着くなり嫌だ嫌だとわたしの足から離れずついにポロポロと泣いてしまい。


初日は気を張っていて、大丈夫! と子どもながらにがんばり、その疲れも出たのでしょう。

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でも先生方もプロ!

あたたかく連れて行ってくださり、あとから聞いた話によると、そのあとすぐニコニコで遊びや活動を始めたそうです。

保育園留学でのいちばんの懸念点はそこかと思いますが、留学児を受け入れてくださる園側や先生、子どもたちのほうがいい意味で“慣れている”ので安心してお任せすることができます。

そうこうしている間に3日目。

3日目はなんと、はじめての遠足!

留学の日程的にちょうど園行事の遠足と重なり、参加することができました!

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行き先は園から40分ほどの場所にある『おびひろ動物園』。

はじめての園バス、はじめてのお弁当。

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はじめてづくしの遠足に、娘もワクワク!

3日目にして、お友だちともしっかりコミュニケーションが取れるようになったようで、バスで隣になったお友だちと終始女子トークを繰り広げていたそうです。

これがとても楽しかったようで、翌日4日目からは行き渋りもなく最終日まで元気に通うことができました!

そして5日目の金曜日、この日は朝から近くにある『西山牧場』さんへ酪農体験をさせてもらいに家族で伺いました。


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西山牧場のお母さん、西山さんはほんとうにあたたかく面倒見のいい方でこれまでも留学児や地方の学生たち、修学旅行での体験などさまざまな年齢の子どもたちを受け入れてきたそうです。

5日前に生まれたばかりの子牛のミルクづくりから、ミルクやり、水場の掃除や取り替え、大人牛のごはんづくり、ごはんやり……などなど。

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普通の動物園や体験施設ではとても体験しきれない貴重な経験をさせていただくことができました。

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そして牧草地にも出させていただき、狩られたあとのきれいな草原で十勝の大地を心から感じ、吸収することができてこのときの景色、空気感をわたしは今でも忘れられません。

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このあと別日にも西山さんに再度体験に行かせていただいたのですが、重労働な上もちろんにおいもあったりで、子どもにはわりと過酷な体験で。

でもその中で、普段食べているヨーグルトやアイス、飲んでいる牛乳もこうして1から牛を育てることで叶うということ。

命をいただくということは、こうした背景があり人の努力があり、人生、仕事があっての上だということを3歳の娘にしっかりと伝えられたことがとてもよかったと思います。

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後半、広大な草原での乗馬や先生からの嬉しいご報告、移住を通して感じたことや課題……に続きます!

お楽しみに♪

PROFILE
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高山直子さん美容サロン『un CALiN(アンカラン)』代表。
ライフスタイルインフルエンサーとしても活躍し、幅広い女性の支持を集める。同時にファッション誌やカルチャーマガジン、テレビ番組出演など「女性の美のトータルプロデューサー」として活躍の場を広げ、2016年には初のスタイルブック『NAOKO balance』(双葉社刊)を出版。“キレイ”と“カワイイ”のエバンジェリストとして日々情報発信を続けている。
Instagram:@nao_70koro

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