【言葉で遊ぶ絵本9選】言葉やひらがなを楽しく覚えよう! | HugMug
インデックスつきの仕掛けも、遊び心いっぱいです。文が長くなってくると、読み手の頑張りどころです。ぜひ子どもたちを言葉のおもしろさに引き込んで! 飽きることない楽しい作品です」
言葉で遊ぶ絵本 08言葉をつなげてみよう『こんにちワニ』
『こんにちワニ』文:中川ひろたか絵:村上康成(PHP研究所)対象年齢:3・4歳くらいから
「ワニが登場して、『こんにち、わに』。食事を目の前に、『いただき、マスク』。『いないいない、ばあちゃん』。ひとつの言葉の最後をほんの少し変えるだけで、たちまち愉快に。言葉を自由に変身させて遊ぶおもしろさが伝わってきます。子育て中、ちょっとイライラしてきたら、こんなふうに語尾を変えてみると、場が和むかも。シンプルでありながら、人気絵本作家ふたりのコラボが光る作品です。小さい子が言葉っておもしろいと感じること間違いなし」
言葉で遊ぶ絵本 09子どもに大ウケ!『だじゃれ日本一周』
『だじゃれ日本一周』作:長谷川義史(理論社)対象年齢:幼児くらいから
「『きれいなはながさいたまけん』『バラのはなにはいばらきけん』、というように、各都道府県の名称が、親父ギャグ並のお茶目なだじゃれになって炸裂します。
長谷川義史さんのダイナミックな絵にも元気をもらう一冊。4年生で都道府県を習う前に、絵本で日本地図のイメージを持っていると学習もスムーズに。同じ作者による『だじゃれ世界一周』もおすすめです」
PROFILE
アンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。
現在所持する絵本は約1000冊。