夕ごはんを食べている時に、突然現れた透明人間。“ぼく”のとんかつとキャベツを食べた透明人間は、体の中が透けていて食べたごはんが丸見えに。その後、ソファでくつろぐ透明人間のおなかは大変なことに! 子どもが大好きなネタを盛り込んだ、ユーモアと爆笑に満ちた楽しい一冊。子どもが初めて体の仕組みを知るきっかけにも。
『とうめいにんげんのしょくじ』
塚本やすし/ポプラ社
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2083034.html
おすすめのハロウィン絵本_05
軽部武宏『ばけバケツ』
(3歳くらいから)
バケツに入った、ちょっぴり不気味なおばけが夜のお散歩にお出かけ。うっかり転んでバケツから飛び出したおばけは、あるものに変身。次々に現れる動物や謎の生き物にドキドキヒヤリ。月夜の闇に描かれるミステリアスでシュールな物語に引き込まれること必至。リズム感が楽しい文章は、親子で読むのにもぴったり。
『ばけバケツ』
軽部武宏/小峰書店
https://www.komineshoten.co.jp/search/info.php?isbn=9784338261289
おすすめのハロウィン絵本_06
五味太郎『がいこつさん』
(4、5歳くらいから)
名作絵本を数多く手掛ける五味太郎さんによる、哀愁ただようガイコツが愛らしい絵本。寝ている“がいこつさん”は「なんだか気になることがある…」と、目を覚まします。忘れたことを思い出そうと、街の中やデパートをうろうろ。
最後にデパートのトイレで思い出したこととは? 意外と生真面目な“がいこつさん”の性格にほっこりしてしまうラストが印象的。『がいこつさん』
五味太郎/文化出版局
http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579401567/
おすすめのハロウィン絵本_07
鈴木 翼『おばけマンション』
(4、5歳くらいから)
たくさんのおばけが住む、おばけマンション。でも住んでいるのは、入れ歯のドラキュラ、包帯が足りないミイラおとこ、バラバラになったガイコツなど、とぼけたおばけたち。そこに2人の子どもがやってきて、魔女におもてなしを受け、魔法の力で男の子の頭がカボチャになってしまい…。後半の急展開が面白い、ユーモラスでかわいい絵本。
『おばけマンション』
文:鈴木 翼、絵:村上康成/世界文化社
https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/16817.html
おすすめのハロウィン絵本_08
かわむらげんき『パティシエのモンスター』
(4、5歳くらいから)