< LGBT & 多様性が描かれた絵本8選 >親子で読みたい!
アサリの貝殻でも、ひまわりの種でも、うずらの卵でも、みんなそれぞれ大きさや柄があって違う。考えさせられます。同じということ、違うということについて」
『みんな おなじ でも みんな ちがう』
文:奥井一満、写真:得能通弘、AD:小西啓介(福音館書店)
対象年齢:4歳から
多様性がテーマの絵本 #03
メガネも歯ぬけも髪がなくてもみんな個性!
『ええやん そのままで』
車いすの子や盲導犬を連れている子、髪の毛がない子などがカラフルな絵で描かれており、それぞれの個性に対して「ええやん そのままで」と関西弁で肯定していく絵本。自分や他人の個性を認めることを楽しく学べる。
アンヌさんのコメント
「『ええやん』という関西の言葉で訳されたリズミカルな励まし。小さくたって、メガネだって、たまにはお風呂でランチしたって……。自分の個性、多様な他者を温かみとおかしみで包み込んでくれるような作品。
子どもも大人もきっと自分と周りが好きになります」
『ええやんそのままで』
作:トッド・パール、訳:つだゆうこ(エルくらぶ)
対象年齢:3歳から
多様性がテーマの絵本 #04
個性に悩むカメレオンの姿が
描かれたストーリー
『じぶんだけのいろ』
動物にはたいてい決まった肌の色があるけれど、カメレオンは行く先々で変化する。こちらの絵本では、決まった肌の色がないカメレオンが、みんなと違うということに悩んでいる姿が描かれる。カメレオンの気持ちを親子で考えながら読んでみてはいかが? 内容はもちろん、アートのようなおしゃれな絵で飾りたくなる1冊。アンヌさんのコメント
「オウムは緑。ブタは桃色。みんなは自分の色があるのに、カメレオンは行く先々で色が変わります。そのことになげいていると、目の前にもう1匹のカメレオンが! 自分らしさって、なに? みんなそれぞれでいいんじゃない? 絵のタッチも魅力的な作品」
『じぶんだけのいろ』
作:レオ・レオニ、訳:谷川 俊太郎(好学社)
対象年齢:特になし
LGBTがテーマの絵本 #01
王子様と王子様の恋愛ストーリー
『王さまと王さま』
< 王子様が王子様に恋をして結婚する >というストーリーが描かれる。こちらの絵本の1番の見どころは、王子様同士の結婚を、王女様などの周りの人間が驚くことなく受け入れている様子まで描かれているということ。