< LGBT & 多様性が描かれた絵本8選 >親子で読みたい!
子どもたちがこれを読めば、男性同士が結婚することも“普通のことなんだ”と認識できるはず。
アンヌさんのコメント
「王子様と王子様が一緒になる昔話スタイルのお話だってあるべきです。何も驚くことはありません。そんなテンションの語り口と、多様性を尊重する内容はとても現代的。そしてデッサンとコラージュを用いた絵もおしゃれで見入ってしまいます! 」
『王さまと王さま』
作:リンダ・ハーン、スターン・ナイランド、訳:アンドレア・ゲルマー・眞野 豊(ポット出版)
対象年齢:特になし
LGBTがテーマの絵本 #02
パパがふたりの家庭は変なことじゃない!
『マチルダとふたりのパパ』
こちらの絵本の主人公、マチルダにはパパがふたり。その事実を知ったマチルダのお友達は、< ふたりもパパがいるマチルダのお家はきっとおもしろいことがいっぱいあるはず >と思い、ワクワクしながらマチルダのお家へ。でも、行ってみてガッカリ……。それは自分のお家と全く変わらない暮らしをしていたから。さまざまなカタチの家族があるということを、ストーリーを通して知ることができる絵本。
アンヌさんのコメント
「パールはマチルダと友達になりました。ある日、招待されてお家に行ってみると、期待はずれの展開に。どんな家族もそれぞれだけど、同じように“普通”だと伝わるチャーミングな作品です。
見返しの部分にもさまざまな家族構成の絵が」
『マチルダとふたりのパパ』
作:メル・エリオット、訳:三辺律子(岩崎書店)
対象年齢:5才くらいから
LGBTがテーマの絵本 #03
家族の数だけ家族のカタチがある
『いろいろいろんなかぞくのほん』
シングルファーザー&マザー、おじいちゃんっ子、おばあちゃんっ子などなど……。家族の数だけ家族のカタチがあるということを、チャーミングな絵とともに表現した絵本。いろいろな家族のカタチがあることを絵本を通して知ることができたら、家族のイメージが凝り固まることはなくなるはず。
アンヌさんのコメント
「私たちの周りをよく見てみると、実際にはいろいろな家族のカタチがあるんだと目を開かせてくれる作品。ママがふたりの家、パパだけの家、それに住む家も食べるものもさまざまです。たくさんの違いをユーモアたっぷりに映し出し、違うことへの抵抗がなくしてくれます」
『いろいろいろんなかぞくのほん』
文:メアリ・ホフマン、絵:ロス・アスクィス、訳:すぎもと えみ(少年写真新聞社)