子育て情報『不足しがちな「たんぱく質」と「カルシウム」、朝ごはんに取り入れるコツ』

2018年11月26日 11:07

不足しがちな「たんぱく質」と「カルシウム」、朝ごはんに取り入れるコツ

目次

・朝食のお悩みは前日の夜に原因あり!?
・「自分で考えて動く」力が子どもの自立につながる
・明治が考える「食育」とは?
不足しがちな「たんぱく質」と「カルシウム」、朝ごはんに取り入れるコツ

既刊『かんたん! おいしい!ジュニアのためのスポーツごはん栄養満点パワーチャージレシピ』(金の星社刊、以降『ジュニアのためのスポーツごはん』)の制作秘話やスポーツ栄養についてお聞きした前編はこちら。

インタビュー後編では、多くの親御さんが頭を悩ませる「朝食」についてお聞きします。朝食の重要性は充分理解していても、なかなか状況が改善されない……そんなお悩みを抱えている方は必見です!

朝食のお悩みは前日の夜に原因あり!?

ここ数年、ずっと問題になっているのが「朝ごはん」についてです。朝が弱い、起きられない、食欲がわかない……といったお悩みが多く寄せられていますが、具体的な解決策はあるのでしょうか?

「まず、「なぜ朝ごはんを食べられないのか?」という課題の原因を生活の中から探すことをおすすめします。たとえば、寝る前の行動を思い返してみてください。寝る直前まで、スマートフォンやゲームの画面を見ていないでしょうか。ブルーライトの影響で睡眠が妨げられていて、朝目覚めが良くない、起きられない。また、夜遅い時間に消化に時間がかかる揚げ物や油っぽいメニューのものを食べていないか……などです。


このように、前日の夜の行動によって翌朝食欲がない場合もあります。生活スタイルの中で改善点を見つけ出し、変えていけるところを少しずつ変えてみると、いつもより朝食を食べられるかもしれません。

そうは言っても、朝起き抜けはなかなか食欲が出ないものです。時間に余裕をもって起きなきゃいけないとはわかっていても、忙しい朝に時間を捻出するのは難しい。ならば、身体を起こすために起き抜けにコップ一杯の冷たい水を飲んでみたり、少し身体を動かしてみたりと、ほんの数分でできることを探してみてはどうでしょう。今よりも朝ごはんを食べられるように、親子でいろいろなことにトライしてみると、新しい発見があるかもしれません。

そのうえで、朝食のメニューの食べやすさについて考えてみましょう。「いろいろ食べさせなければ」と①主食、②主菜、③野菜、④果物、⑤牛乳・乳製品の5皿を食欲がないお子さんの前に並べてしまうと、その見た目でさらに食欲が減退してしまう可能性もあります。


たとえば、トーストにハムとスライスチーズをのせると、これだけで①主食と②主菜と⑤乳製品がとれますね。そこに冷蔵庫から出すだけのプチトマトと100%果汁ジュースををプラスする。

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