子どもの作文力を育む「インタビューごっこ」のススメ――文章作成に必要な「自問自答」の習慣づくり
「お母さんの子ども時代について」「お父さんの仕事について」「お母さんとお父さんの出会いについて」など、どんなことでも構いません。
「いつ?」「どこで?」「誰と?」「なぜ?」「そうして?」「どうやって?」「どれくらい?」など、さまざまなパターンで質問することによって、子どもの質問力が鍛えられていきます。もちろん、インタビューされる側である親は「そんなこと聞いちゃダメ!」などと言わないように。これは子どもの能力を育てるための大事なエクササイズなのですから。
くどいようですが、文章を書くためには「自問自答」をくり返すほかありません。10歳に満たない子どもであれば、「インタビューごっこ」が有効です。もちろん、理想は、ふだんから子どもとの会話量を増やして、質問をしたり、答えたりする環境を整えておくことです。そういう環境で過ごす子は、自然な形で自問自答力、ひいては作文力を伸ばしていくことでしょう。
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