子育て情報『自分の考えを上手にまとめ、発信する力を育てる! 「英語プレゼン」の効果と5つのコツ』

自分の考えを上手にまとめ、発信する力を育てる! 「英語プレゼン」の効果と5つのコツ

自分の考えを上手にまとめ、発信する力を育てる! 「英語プレゼン」の効果と5つのコツ


3. エピソードや有名な言葉の引用「……によると」

何かを発表する際に肝心なのは、プレゼンテーションの狙いを述べること。時にはいきなり目的が何なのかを明らかにすることもありますが、多くの場合、その背景について述べてから目的に入るでしょう。

そんな時は特に、聞き手を意識した語りをする必要があります。そのためには、聴者を巻き込むために、次のような表現を使います。


・(皆さん)ご存じのように。
as you (all) know

・もちろん、皆さんお気づきのことですが……。
I’m sure you are all aware of …

あるいは、エピソードから始めることもあります。第7代国際連合事務総長コフィー・アナンがノーベル平和賞受賞の際に行った有名な演説は、あるエピソードで始まりました。



今日、アフガニスタンで女の子が生まれるでしょう。彼女の母親は彼女を抱き、授乳し、彼女をあやし、彼女の世話をするでしょう。それは、ちょうど、世界中のどこにあっても母親がやっているように。こうした人間の本性ともいえる最も基本的な行為において人間に区分はありません。

その後に、貧困をはじめとする、アフガニスタンが直面する状況の厳しさについて語ったのです。

また、これから話したい話題の背景を述べる時に、有名な人物の言葉を引用する方法も、よく用いられます。

・ジョン・デューイによると、教育は人生のための準備ではなく、それは人生そのものである。
According to John Dewey, “education is not a preparation for life; it is life itself.”

・ネルソン・マンデラは「教育は世の中を変える最も強力な武器である」と述べたことがある。

Nelson Mandela once said, “Education is the most powerful weapon one can use to change the world.”

権威ある知識人や著名人の言葉を引用することで、説得力が増しますね。

自分の考えを上手にまとめ、発信する力を育てる! 「英語プレゼン」の効果と5つのコツ


4. 話の目的を述べる「今日の狙いは……」

ここで本題に入るわけですが、まずは話の目的を明らかにすることが大切です。聴衆は、最初に告げられた話の目的が、今後どう展開していくかに期待を寄せるのです。

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