子育て情報『「もしも」で想像力&発想力に火をつける!――個性的な作文がスラスラ書ける魔法の言葉』

「もしも」で想像力&発想力に火をつける!――個性的な作文がスラスラ書ける魔法の言葉

じこがおきるとあぶないからです。もしも、ボクがユーチューバーだったら、まい日、コンビニやスーパーでうっているおかしを食べて、しょうかいしたいと思います。
日本のおかしを食べつくしたら世界のおかしもしょうかいしたいです。今までに見たこともないおかしをしょうかいできたら、見てくれる人たちも楽しいと思います。
味だけではなく、おかしの形や、おかしの入ったふくろや箱、おかしの名前なども、しょうかいしたいです。
どちらの作文も、変身先の世界で、自由に想像力を発揮しています。作文を読んだ親は、作文の内容がどうであれ、ホメてあげてください。「スマートフォンを取り上げるのは、ちょっと厳しいんじゃない?」「毎日、お菓子を食べたらお金がかかるよ」などという正論やジャッジは無粋です。
子どもの想像力を讃えて共感してあげることが大切です。

「もしも」で想像力&発想力に火をつける!――個性的な作文がスラスラ書ける魔法の言葉


「もしも」で願望が達成する!?

もうひとつの「もしも」は“願望を叶えるためのもの”です。どんな子どもにも「こうなったらいいなあ」と思っている願望があるはずです。「もしも」を使って、その願望が満たされた状態を作り出します。すると、子どもの感情が動き、新たな発想が生まれやすくなります。


◆「もしも」を使った願望達成例

・もしも、ママがボクにガミガミおこらなくなったら〜
・もしも、九九がすらすらと言えるようになったら〜
・もしも、かん字テストで100点とれるようになったら〜
・もしも、クラスでいちばん背が大きくなったら〜
・もしも、かけっこがはやくなったら〜
・もしも、夏休みのしゅくだいがひとつもなかったら〜
・もしも、学校に行かず、一日中、好きなだけゲームをしてもいいなら〜
・もしも、わたしがお姫さまだったら〜
・もしも、お兄ちゃんと別々の、自分だけの部屋があったら〜
・もしも、この世からびょうきがなくなったら〜
「もしも」で想像力&発想力に火をつける!――個性的な作文がスラスラ書ける魔法の言葉


願望の裏側にあるのは、その子の思想・価値観のようなものです。「もしも」で願望を叶えることによって、その子が大切にしている“宝物”が見えてきます。もちろん、願望が達成した状態ですので、子どもも活き活きと言葉を紡いでいくはずです。

もしも、夏休みのしゅくだいがひとつもなかったら、ボクは朝から晩まで野山をかけまわりたいです。昆虫さいしゅうをするためです。
まい日、山や林に行ってカブトムシやクワガタをつかまえます。お昼はおにぎりをたべます。川ではザリガニやカエルをつかまえます。

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