子育て情報『親子で美術館デビューしよう! アートを10倍楽しむ4つのコツ【おすすめ美術館&絵本】』

2018年12月29日 16:42

親子で美術館デビューしよう! アートを10倍楽しむ4つのコツ【おすすめ美術館&絵本】

その時々でいろいろな楽しみ方を発見してみて下さいね。

親子で美術館デビューしよう! アートを10倍楽しむ4つのコツ【おすすめ美術館&絵本】

◎金沢21世紀美術館

美術館がより楽しくなるツール

楽しみ方はわかったけれど、子どもが美術館に興味を持っていない場合や、そもそも美術館がどんな場所かを理解していない場合はどうしたらよいのでしょう。

そこで、美術館に行く前に見ておくとより鑑賞が楽しくなる番組や絵本をご紹介します。アートへの子どもの興味をひきつけてくれること間違いないしです。

<テレビ>
■NHK「びじゅチューン」(Eテレ水曜午後7:50)
歌とアニメで“世界のびじゅつ”を紹介する番組です。おもしろいのは、作詞・作曲・アニメ制作・歌の全てを担当しているアーティスト・井上涼さんが繰り出す、豊かで突飛なイマジネーション広がるアートの世界観!作者の意図とは別に自由な発想で各アートのオリジナルストーリーを表現しているのです。

キャッチーな歌詞と耳に残るリズミカルな音楽。「そんな時は鳥獣戯画ジム♪」「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織♪怒ってる…噴火してる…♪」など、歌詞は子どもには少し難しいかもしれませんが、理解できなくても子どもたちの心をがっちり掴んでしまうほどのオリジナリティ。
一度見たら親子できっとハマってしまいます。

例えば『ムンクの叫びラーメン(作詞・作曲/井上涼)』を見て、展覧会でホンモノの作品を見たら……ちょっとクスッと笑ってしまうかも。その後作品に興味を持って、「実際はどういう作品なんだろう?」と調べる子もいるでしょう。

アートは自由に楽しんでいいんだということが分かれば、美術鑑賞の導入としても大成功です。鑑賞後に家族で“オリジナルびじゅチューン遊び”として、それぞれがどう思ったかを披露しあうのも楽しそうですね。

テレビ放映以外にもNHK公式サイトで見られる動画もありますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
<絵本>
絵本を読んで楽しく美術館デビュー。子どもたちを美術館へ誘う、魅力的な絵本たちです!

『ババールの美術館』(評論社)
作・絵:ロラン・ド・ブリュノフ
訳:せな あいこ
親子で美術館デビューしよう! アートを10倍楽しむ4つのコツ【おすすめ美術館&絵本】


ぞうのババールが使わなくなった駅舎に美術館をオープン。
たくさんの美術品を見に街の大人や子どもがやってきます。有名絵画の登場人物は全部ぞうになっていて可愛らしさに子どもたちも引きこまれるでしょう。テーマごとに美術品の説明も簡単にされていてアート入門書としても良いものです。

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