「演劇鑑賞」は教育効果が抜群だった。親子で観劇デビューしよう!【2019年厳選作品】
観劇は子どもだけでなく大人も一緒に楽しむことが大切です。なぜならば、親の興味や趣味嗜好が子どもの好みに大きく影響を与えるから。親がなんだか楽しそうにしているもの、そこに子どもは憧れを感じ、興味を示すのです。
ですから是非、「これは自分が見てもおもしろそうだぞ!」と思う作品を選んでみてくださいね。
【劇団四季】
■『裸の王様』
日程:2019年5月4日(土)〜12月
演劇といえば劇団四季を想像される方も多いのではないでしょうか。劇団四季は全国に専用の劇場を持つ、日本最大のミュージカル劇団です。ミュージカルは歌や踊りが含まれ、演劇の中でも特にダイナミックな体験を得ることができます。そのため、子供が飽きにくく、初めての観劇に向いているでしょう。
劇団四季は子ども向けのファミリーミュージカルを毎年4本作成しています。2019年の作品の中でのおすすめは、劇団四季が作成した初めての子供向け作品であり、今も愛され続けている『裸の王様』です。台本は詩人・演出家として知られる寺山修司氏が執筆。世界で一番たくさんの服を持っているおしゃれな王様の元にやってきた、デザイナーのスリップとスリッパが引き起こす騒動を描きます。誰もが知っているアンデルセンの名作を、寺山氏が幻想的に再構成した『裸の王様』は大人も子どもも楽しむことができます。
【日生劇場】
■谷桃子バレエ団 バレエ『眠れる森の美女』
日程:2019年8月23日(金)〜8月25日(日)
1993年の日生劇場開館30周年を記念して始まったファミリーフェスティヴァルは、劇場主催ということで演劇だけでなく、クラッシクコンサートやバレエなど舞台芸術全般を楽しめます。
毎年7月後半から8月にかけて4演目が行われますが、2019年作品のおすすめは、古典バレエの名作『眠れる森の美女』です。少し硬いイメージのするバレエですが、豪華な舞台セット、オーケストラの生演奏、訓練されぴったりと揃ったダンスに、お子さまはきっと圧倒されることでしょう。
また、言葉がメインにならない分、想像力を養うこともできます。バレエを習い始めたお子さまに「本物」を見せてあげることで、お子さまの練習スイッチが入るかもしれませんよ。
【演劇集団円】
■円・こどもステージNo.38『青い鳥』
日程:2019年12月21日(土)〜12月27日(金)
演劇集団円は俳優の橋爪功が代表を務める劇団です。