脳科学者に聞いた! 子どもがあっという間に集中する「脳をダマす」方法
次に肩をまわさず腰だけをまわします
正座やあぐらはヨガや座禅にも取り入れられているように、集中したいときやリラックスしたいときに適していると小林教授はいいます。そして、正座やあぐらで姿勢良く座るには、お尻を後ろに突き出すくらい腰をしっかり伸ばすのがコツだそう。また、これらのエクササイズで効果を上げるには、背骨と脚をつないでいる大腰筋をイメージしながら行なうように声をかけてあげるといいですよ。
もちろん、上記エクササイズでなくても、ストレッチやスクワット、逆立ちなどでも効果を得ることができます。親子で軽く体を動かしたあとに、タイマーなどを使って「宿題何分で終わるかなゲーム」をしてみてはいかがでしょう。いつもはダラダラとやっている宿題があっという間に終わるかもしれませんよ!
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勉強前だけでなく仕事、スポーツ、芸術など分野を問わず、集中力はさまざまな場面で必要になる能力です。それぞれの分野で必要になる記憶力、思考力、技術力、創造力といった能力を十分に発揮する場合でも、高い集中力を自在に操れることが大きなアドバンテージになります。
(参考)
Study Hackerこどもまなび☆ラボ|子どもの「やる気」と「集中力」を引き出す脳科学的テクニック
親力講座|簡単な問題でやる気スイッチの線条体を活性化する
さぽナビ(Z会)|<あなたのまわりのサイエンス>集中力と継続力を発揮するしかけをつくる
ベネッセ教育総合研究所|やる気は脳ではなく体や環境から生まれる(池谷裕二インタビュー)
プレジデントムック(2017),『プレジデントFamily 小学生からの知育大百科 2018完全保存版』, プレジデント社.
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