質問には質問で返す!? 「論理的思考」と「問題解決能力」を鍛える親子の会話テクニック
この質問の仕方は、言い方によっては脅迫されているように感じることも。
YESかNOかの2択の質問は『クローズドエンド・クエスチョン』といい、答えがひとつしかないものを意味します。たとえば「いま雨が降っていますか?」など、すでに答えが決まっていてそれ以外の回答がないため、会話が広がることがありません。
○この聞き方がおすすめ!
「どうすればいいと思う?」
と、子どもが自分で答えを出せるように導いてあげましょう。たくさんの答えが存在する質問『オープンエンド・クエスチョン』で聞くのがコツです。意見を求めたり、深い説明を求めたりする質問の仕方が理想的です。
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一問一答は会話ではありません。親子の会話のキャッチボールを弾ませるためには、子どもの好奇心や表現力を引き出す『親の質問力』が重要です。
お子さんの話に耳を傾け、たくさん質問してあげましょう!
(参考)
有元秀文(2018),『学力をグングン伸ばす親の「質問力」』,扶桑社.
泉社MOOK(2017),『子どもの脳を伸ばす 最高の勉強法』,洋泉社.
洋泉社MOOK(2018),『これからの未来を生き抜く できる子の育て方』,洋泉社.
ベネッセ教育情報サイト|保護者の「質問力」を磨こう[学校では今]
ママノート|親の「質問力」で、子どもの考える力が伸びる!
ママノート|子どもへの「質問」3つのNGポイント
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