幼少期から身につけておきたい! いま世界的に重要視されている「協働力」。
を勧めています。
一般の親子が参加できる『ファミリーキャンプ』というものも数多く実施しています。これは、青少年自然の家など全国に散らばるわたしたちの施設でお互いに知らない親子同士がキャンプをするというもの。
自然体験をとおして親子の絆を深めることが大きな目的なのですが、子どもを寝かせた後に親だけでくつろぐうち、親同士が仲良くなっちゃう。すると、親たちのコミュニケーションが子どもにも伝染するんですよね。そうして、子どもは家族以外の人間とのコミュニケーション力や協働力を身につけるというわけです。
(引用元:Study Hackerこどもまなびラボ|「大人の愛」と「協働力」が子どもを大人に導いていく――親以外の人との交流によって広がる子どもの視界)
海や山など、気持ちの良い自然に囲まれた場所なら、親も子も開放的な気分になり、他人ともコミュニケーションがしやすくなるのかもしれませんね。こういった機会があれば、ぜひ積極的に参加したいものです。
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これからの社会で、子どもたちが求められるであろう「協働力」。ただ、冷静に考えれば、「相手の立場にたって物事を考える」「人と協力し合って行動する」という昔から重んじられてきたことでもあります。家庭でも意識的に取り入れていけば、きっと身につくのではないでしょうか。
文/鈴木里映
(参考)
ボーク重子(2018),『世界最高の子育て』,ダイヤモンド社.
Z-KAI|求められる「学力」が変わるって本当?主体性・多様性・協働性を問う出題とは
文部科学省|現状と課題
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