公園遊びは “12” の運動能力がアップする! 「自由」「午後3時~5時」がカギ
子どもの遊び場として、一番身近な場所として挙げられるのが公園。何気なく遊ばせているという親御さんが多いと思いますが、実は公園遊びが子どもの運動能力アップに大きく影響しているようなのです。
ただ、遊ばせ方にもちょっとしたポイントがあります。詳しくご紹介していきましょう。
カギは「自由に遊ばせる」
子どもの運動神経を育む運動教室「リトルアスリートクラブ」代表トレーナーで、これまで都内を中心に200以上もの公園を巡って独自に調査を行なってきた遠山健太氏は、子どもの公園遊びのメリットについて次のように指摘しています。
近年は、運動やスポーツに慣れていないために、身体の動きを正しくコントロールできない子が増えています。運動のコツをつかむためにはさまざまな運動体験が必要で、その基本となる動作は全部で84種類あると言われています。これらをなるべく多く体験することが将来の運動スキルの向上につながります。
(引用元:マイナビニュース|子どもの将来は”公園遊び”で決定!? わが子がグングン成長する公園のススメ)
公園には滑り台やブランコ、ジャングルジムなど様々な遊具があり、広場ではボール遊びや鬼ごっこなどもできますよね。公園は、子どもが遊びながら様々な動作を行なえる絶好の場所というわけです。
ならば、なるべく多くの遊具で遊ばせるように、親が指示したり仕向けたりするべき……?と思ってしまいますが、それは必要ないようです。
滑り台に夢中になっていたかと思うと、急にどんぐりを拾い出したり、原っぱを走り出したり……。子どもは大人からするとまったく想像できないような動きをしますよね。その自由な状態で基本動作の数を計測してみると、なんと指示した時よりも数値が倍に増えたんです。つまり、自由に遊ばせた方が子どもの運動神経の向上につながると言えます。
(引用元:マイナビニュース|子どもの将来は”公園遊び”で決定!? わが子がグングン成長する公園のススメ)
同様なことは、東京学芸大学名誉教授の杉原隆氏の調査でも明らかになりました。
幼稚園の保育時間で体育指導を受けている子どもたちと、指導を受けず自由に遊んでいる子どもたちの運動能力を比べたところ、自由に遊んでいる子どもの方が運動能力が高いということがわかったのです。
子どもは好奇心の塊。