子どもの“苦手”を“好き”に変えるきっかけは1冊の本から。国旗やアルファベットの本を通して世界を知ろう!【連載:まなびの本棚】第6回
「本選びのプロ」がとっておきの情報を教えてくれる連載『まなびの本棚』第6回です。少しずつ夏の訪れを感じ始めるこの時期、子どもたちにとっては楽しいイベントが盛りだくさんですね。
外で遊ぶ機会も増える時期ですが、自然の中で感じた「なぜ?」は家に持ち帰って、親子で一緒に答えを探してみましょう。図鑑や本を活用すれば、子どもの学びはさらに深まっていきます。
この連載では、日販図書館選書センターで選ばれた本のランキング、そして選書のプロ・コンシェルジュによるコラムをご紹介します。きっと子どもの本選びのお役に立つはずです。選書センターについて、詳しくはこちらをお読みください→図書館司書や教育関係者が足繁く通う『日販図書館選書センター』って知ってる?
今月の人気図書ランキング
1位世界一おもしろい国旗の本ロバート・G.フレッソン河出書房新社2位ひなにんぎょうができるまで人形の東宝 監修田村 孝介 写真ひさかたチャイルド3位イニエスタ スペインの天才サッカー選手マッツ・オールドフィールド 著KADOKAWA4位あめだまペク ヒナ 著長谷川 義史 翻訳ブロンズ新社5位チコちゃんに叱られる海老 克哉 文オオシカ ケンイチ 絵文溪堂(※2019年4月集計)
1位の『世界一おもしろい国旗の本』は、美しいイラストと文章で国旗の歴史を丁寧に紹介しているので、調べ学習にぴったりです。リビングに置いておけば、テレビでニュースやスポーツの試合を観るときに役立つでしょう。2位の『ひなにんぎょうができるまで』は、新しい切り口のひな祭りの絵本です。ひな人形が製作される過程を通して、日本文化への興味がわいてくるはず。そして5位は、子どもたちに大人気のチコちゃんの“エピソード・ゼロ”が描かれた絵本です。好奇心旺盛でなんでも知っているチコちゃんの誕生秘話がここに!コンシェルコラム"本選びのプロ"選書センター
コンシェルジュのおすすめの本
小学校の英語教育改革目前!はじめての英語本にぴったりの1冊
いよいよ新学期が始まり、何もかも新しくなってウキウキしますね。そんななか、学習指導要領も新しくなります。小学校では来年度から、中学校では再来年度から全面実施となります。
新学習指導要領には「小学校の英語教育の改革」が記載されています。英語の科目では、現在5、6年生が学んでいる「外国語活動」が3、4年生で導入され、5、6年生では「英語」